出版社内容情報
アメリカの最先端人気企業の成功の秘訣がこの一冊で読める！業種を問わず、マネジメントや組織改革、人材育成にも役立つ情報が凝縮。
目次
はじめに 働き方に革命を
第１章 成果と人間関係の両立―大きなリスクに挑むチームだけが、大きく前進できる
第２章 執着心の共有―ビジネス以上、カルト未満
第３章 能力より適性―最高の人材を探そうとするな。ふさわしい人材を選べ
第４章 焦点を絞る。焦点を広げる―難しいのは「何をしないべきか」を知ることだ
第５章 ハードかつソフトな企業文化―すべての偉大な文化は、矛盾を孕んでいる
第６章 気まずさを恐れない―私が聞きたくないであろうことも、聞かせてちょうだい
第７章 エクストリーム・チームを作る―冒険なきチームは衰退する
著者等紹介
ショー，ロバート・ブルース［ショー，ロバートブルース］ ［Ｓｈａｗ，Ｒｏｂｅｒｔ Ｂｒｕｃｅ］
経営コンサルタント。リーダーとチームの能力を発揮させるコンサルティングを専門とする。イエール大学で組織行動学の博士号を修める
上原裕美子［ウエハラユミコ］
翻訳者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
24
企業のエクストリーム・チームには、５つのサクセス・プラクティスがある。１、チームメンバーが強い執着心を共有している。２、採用では能力よりも企業文化への適性を重視。３、 少ない優先順位に焦点を絞りつつ、新たなアイデアを求めて焦点を広げる。４、ハードかつソフトな企業文化を築く。５、リスクと衝突に伴う気まずさを恐れない。 先鋭的企業とそのチームには、一つ矛盾に見える特徴がある。彼らはこのように焦点を絞りながらも、基幹事業の内外に広く目を向けて、新しいアイデアをあれこれと試そうとするのだ。イノベーション企業である2019/10/27
masabi
14
【概要】成果と人間関係の両立を極限まで追求することが鍵となる。【感想】個人に求める資質に、製品・サービスに対する執着、企業文化にフィットする、ミッションを共有する、が挙げられている。組織として最重要なのは、企業文化に合わない人材を採用しないよう手を尽くすこと。ザッポスの例では１年以上かけて採用した幹部を新人オリエンテーションのセッションに遅刻したという理由で採用2週間で解雇している。企業文化に合う人材を束ねたチームこそが競合に模倣困難で差をつける競争力の根源だと確信しているからだ。2020/03/21
Koki Miyachi
6
ピクサー、パタゴニア、ネットフリックス、エアービーアンドビー、ザッポス、アリババ、ホールフーズ。。。時代をリードする最先端企業の成功の秘訣は「突き抜けたチーム」だ。ここにある成功の秘訣は、個別性が強く一般解にはなりにくい。説得力と気づきはあるものの、決まった方程式は存在しない。良い事例として参考にするのが正しい読み方だろう。ネット社会にありながら、経営者の使命感、企業のミッションがいかに組織に共有されているか。一番泥臭い部分が最も大切だという本質は時代を超えて変わらないようだ。2018/02/13
人生ゴルディアス
4
チームマネジメントの話。それも一般企業ではなくて、極端なところまで突き詰めている企業の事例集。基本的には、会社の目標や社会的意義で進む道を示しながら、評価基準をどう確立するか、に尽きるのでは。あと、制度を定めたら官僚的に運用するのではなく、たゆまぬ改善が大事だとも。まあ、これらすべての問題を吹き飛ばすエリック・シュミットの言葉「売り上げがすべての問題を解決する」ですよね。まずは。2018/01/23
このこねこ@年間500冊の乱読家
3
⭐⭐⭐⭐⭐ 今まで読んだ本の中で最高のチームビルディングの本だ……！ ・目的と文化をチーム全員に浸透させること ・遺恨なく本音でぶつかり合うこと ・徹底的に我が道を行くこと 私の組織もこんな風にしたいなと思いました。 2019/10/09
