出版社内容情報
中根克明[ナカネカツアキ]
内容説明
時間がたっぷりある小1・小2・小3はとても貴重で大切な時期!「遊び」がなによりも最優先、読書をとことん楽しむ、1日10分の家庭学習の習慣、親子で一生残る思い出をたくさん…高学年から一気に後伸びする地力を育てる!おすすめ本52冊も掲載!
目次
第1章 小1・小2・小3はとても貴重で大切な時期(「小学校最初の3年間」は輝かしい黄金期;学習塾に習い事…「何かさせなきゃ」と焦らない ほか)
第2章 3年間の読書量で学力が決まる(「本を読んでいるだけで国語が得意」な理由;読み聞かせはまだまだ有効 ほか)
第3章 後伸びする低中学年の勉強法(家庭学習は最低限。でも毎日確実に;学校の宿題をしていれば大丈夫? ほか)
第4章 「遊び」をとことん充実させる(これからは遊びの中で育てた個性で光る時代;親子で一緒に楽しむ時間をもっと増やす ほか)
第5章 本当に地力のある子に育てていくために(一生の宝物になるたくさんの思い出を;子育ての目的は、幸福な子供時代を与えること ほか)
著者等紹介
中根克明[ナカネカツアキ]
1952年生まれ。千葉大学卒。25歳のとき、マスコミ志望の大学生を対象にした作文教室を開く。1981年、作文教室の草分け的存在である「言葉の森」を横浜で開講。通信教育を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっくす
45
この本の趣旨は読書をさせましょう、勉強の先取りなどは不要なので、空いた時間はいっぱい遊ばせましょう、その過程では親が関わってあげましょうといったところかな。ほとんど実践できていると思うので流し読み。宿題だけでは不十分で、それ以外に計算と漢字の書き取りはやらせましょうとありましたが、最近の小学生は毎日かなり宿題が多いので今のところ不要かな。お手伝いはうまく軌道に乗せてあげないと…。プログラミングも家庭で取り入れてみたいですが、なかなか手が回らない。2017/10/10
こゆ
29
「勉強」が目立つタイトルだが、作文教室を経営する著者だからか、メインは読書と遊びが大切だということ。小1の我が子は読み聞かせは大好きだが、ディスクレシアを疑われるくらい文章が壊滅的に読めず悩んでいた。まずは1ページだけでも読んでもらうと良いとのこと。自分で読める子は一日10P以上を日課に。読書以外に家でしたいのは、漢字と計算。これも我が家の方針と同じ。算数のハイレベ問題は国語問題、わざと意地悪で複雑にしているだけなので低学年では不要。育児本、教育本は首肯できないことが多いのだが、この本は素直に入ってきた。2020/07/31
りょうみや
23
小学校低学年で本当にさせたい勉強は特に「遊び」、「読書」。この時期の遊びと読書の重要性がわかりやすく書かれている。遊びはこどもが没頭できるもの。家庭学習は少ないくらいがちょうどよいし、読む本の内容も親が易しいと思うくらいがちょうどよい。これが良い意味でのゆとり教育。2021/10/13
ま
22
いかに本を読ませるか。確か内田樹先生もおっしゃっていたが、人にしてほしいことはまず自分が楽しくしてみせること。楽しく本を読む姿を子供に見せたい。2022/02/13
ぼりちゃん
16
感想・レビューと言うよりは自分のための覚書です。すみません。 小1・小2・小3は貴重なゆとり期間。学習塾や習い事は不要。よく遊び、少し学べ。最優先は「好きなことに熱中する」時間。ただ1つたっぷりさせたいことは読書。この時期の勉強=読書。問題集より効果的な国語的会話を。読み聞かせは耳からの読書。1日10ページ読書(その日読み終えたページに付箋を貼る)。家庭学習は最低限でも毎日確実に。難問や先取りは勉強嫌いになるだけ。できたところをとにかく褒める。遊びをとことん充実させる。実験的な遊びを。プログラミング遊び。2022/10/16