内容説明
保健師、病棟看護師として働く「支援者」だった著者が自身のウツ体験をリアルに紹介!「回復期や再発時の過ごし方」や「再発予防のコツ」のほか、一人でできる「認知行動療法」実践ヒントなどをわかりやすくお伝えします!
目次
1章 私が、うつに!?
2章 「激うつ」の始まり
3章 入院から退院・実体験レポート
4章 再発は乗り切れる!
5章 1人でできる「認知行動療法」
6章 サトエ流・回復へのヒント―リワーク編
著者等紹介
有島サトエ[アリシマサトエ]
精神科閉鎖病棟看護師・保健所や市町の保健師・大学非常勤講師としての勤務歴あり。転勤族の夫と結婚し、第一子出産後、うつになる。夫の転勤に伴う引っ越しや、さまざまなライフイベントなどが重なって、うつが悪化し入院する。その後、離婚し、シングルマザーとなる。うつ状態が落ち着いた後も重いうつの再発を幾度が経験。その都度、家族の協力を得ながら療養し、社会復帰を果たす。『マンガでわかる どんなウツも、絶対よくなるラクになる!』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
a
2
漫画でわかりやすかった。2020/07/25
ままくー
2
うつ歴18年。重度うつの時期もあり、きわどい状況のときのことも描いている。どんな病院で、どんな先生に当たるのかも運なのよね...。重度はここまで追い詰められている状態だとは知らなかった。妹さんのサポートが的確だったのもあり著者は回復。回復するまでは少しずつ、少しずつ。薬飲んで身体休めば治るもんでもない。周りの人からの声掛け、できることをやってみる、焦らない。中度~軽度のときに効果があった認知行動療法は私にも効きそう🤔マンガで読みやすく分かりやすかったです!2019/06/09
ピニー
2
重度の鬱病になると、自殺しか考えられなくなるのがリアリティあって怖かった。 筆者は自殺する前に子供が帰ってきてくれてよかった。 自殺は周りのこと考えない自分勝手という人がいるが、鬱病患者にとっては考えられなくなるくらい酷い状況に陥っている。もちろん、周りをないがしろにしたいと思っているわけではない。本当に辛い状況なのだ。 回復してよかったです。2018/01/08
ルミー
1
重度うつのときの切迫した希死念慮、超リアル。2023/03/17
暮春
0
prime。題名はうつ病患者に向けての励ましであり、内容を現すものではない。わたし自身大学在学中にうつ病を発症し、自殺を図った為に医療保護入院(閉鎖病棟)を二度経験。主治医との相性も良く、予約なしでも診て貰えたのは助かった。初期はデイケア参加も兼ねて毎日通院していたが、途中通院はしてるけど服薬0の状態まで回復するも職場が変わって人間関係に戸惑い悪化。手に職がない上に就労制限がある為、安定した職につけない点がわたしの今後の課題かな?落ち着いて腰を据えて働ける職場を探したいが、自分以外を整えるのは難しい。2020/07/11