出版社内容情報
新任部長はもちろんのこと、長年部長をやっている人も、部長としてどんな仕事を行えばいいのか、把握できていない人も多いのでは・・・。部長の仕事は、課長の仕事とは違い、部長ならではの役割がある。
内容説明
会社にも部下にも一目置かれる部長になる秘訣。会社が求める成果を正しく理解し、最短ルートで役員に抜擢される32のヒント。
目次
1 出世する部長は何が違うのか?
2 出世する部長の仕事
3 出世する部長のマネジメント
4 出世する部長の部下の動かし方
5 出世する部長のマインド
6 出世する部長の自己研鑽
著者等紹介
安藤浩之[アンドウヒロユキ]
慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。明治大学法学部卒、英国ウェールズ大学大学院卒(M.Sc取得)。HOYA株式会社人事部を経て、1992年に産業能率大学総合研究所に入職。2004年同大学経営情報学部兼任教員、2006年主幹研究員、2008年同大学院総合研究所教授。2009年11月より現職。組織・人材マネジメント、戦略的意思決定論を中心に企業内教育で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
リーダーの条件本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
27
☆☆☆ 理論が先行し具体例に乏しかったのであまり響かなかった。それでも次のことは心がけようとおもった。率先垂範、最後まで責任を持つ、密接なコミュニケーション、ゴールに対して進捗状況を常に伝える、バックアッププランを用意する、有益な情報を組織内にもたらす、自組織の有用性を他部署に伝え味方を作る、外部の敵から部下を庇護する。2019/08/18
sas
26
著者が言うように、課長の本はたくさんあるが、部長の本は見たことがない。ボリュームがそれ程ないのでさらっと読めるが、実際に部長研修をしている立場の人が書いただけあり、内容は非常に濃い。部長の仕事は、会社の戦略を実現するために全体最適で部をマネジメントしていくことだという。部長のマネジメント、部下の動かし方、マインド、自己研鑽等について教えてくれる。最後に書かれていた、色々な課題について自分なり解を見出すことが大事だという言葉は重い。この本はきっかけに過ぎない。結局自分で勉強していくことが不可欠だということ。2015/10/25
中島直人
16
役員になれるというタイトルは気に入らなかったが、何かヒントになるキーワードが拾えないかと思い購入。印象に残ったのは下記。・求められる成果は長期的な業績貢献・優れたリーダーは3割話し7割は聞く・個人をみてはいけない・業務をやめる・影響範囲と支援範囲を獲得する・価値観の共有・イノベーションをおこす※小さな成功体験を積み重ねさせる・自分を洞察する・自分の感情と願望に向き合う2015/06/15
BluePlanet
15
★2.8 2015年5月25日発行。部長の仕事とは何かについて詳しく説明。大局観を持たなければならないであるとか、部下の動かし方であるとか、変わることへの柔軟性をもつなど参考になることは多々あるが、まぁ当たり前と言えば、当たり前のこと。これをどう実践していくかが課題ですね。度量の広さ、自己犠牲・・・サラリーマン人生とはどこまで行っても大変ですね。 2017/10/25
galoisbaobab
14
このところ自分の立ち位置に苦慮することが多いので「定義」に立ち返ってみようと思ったんだけどこの手の本は少ないねぇ。だいたい想像しているものと相違はないけど最後のページの問題は辛いなー(今抱えてる問題だしw)。まぁもっと昔に読んでおけばよかった系の本となりました。。。今となっては必要なし。ってか経営管理の本は避けて通れないのね。2018/04/22