内容説明
「本」こそ最高の知育教材!本格的な勉強はもっと後からでいい!たっぷりの読み聞かせと読書習慣で地頭の土台がつくられる―読むだけで頭が良くなる厳選本145冊も紹介。
目次
第1章 「読書量」で子どもの学力は決まります!(英語を習う?塾に行く?―それよりは「本」です;1日5分の読み聞かせで勉強ができる子に!? ほか)
第2章 10歳まで徹底的にしてあげたい「読み聞かせ」(読み聞かせは最初かつ最重要な読書経験;「一音一音ハッキリ読み」で子どもがじっと耳を澄ます ほか)
第3章 本を読まずにはいられない「環境」をつくる(読書は習慣。習慣づけは親の役目です;一日の中で「本を読む時間」を決める ほか)
第4章 自分からどんどん読書する子になる方法(自分で本を読めるようになるには段階がある;子どもに「本を読んでもらう」のもアリ ほか)
著者等紹介
松永暢史[マツナガノブフミ]
1957年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。「受験プロ」として音読法、作文法、サイコロ学習法、短期英語学習法など、さまざまなメソッドを開発している。教育や学習の悩みに答える教育相談事務所V‐net(ブイネット)を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
249
大きな声では言えないが、おそらく読メユーザーの9割はすでに実行している子育て法だと思う。今さら図書館や古本屋の活用術を説かれてもなぁ。逆に言えば、生活に余裕がなければ、毎晩の読み聞かせや、生活空間を本で満たしてあげる、なんてことも容易ではないわけで。つくづく子どもの学力というのは、親の生活レベルに比例しちゃうんだよな、と。(そんなことは現在学校区一の貧乏校で教えてるので、すでに身に沁みて実感)そして、これを言っちゃおしまいなんだが、学力って読書量じゃなくて、地アタマなんじゃ(めっちゃ小声)、、、。2018/08/23
ひろき@巨人の肩
117
読書で子供の日本語了解能力を伸ばす。著者のオススメは「音の良い絵本」を「一音一音ハッキリ読み」で読み聞かせる。親が、勝手に平易な文に読み替えず、そのまま読む、という点はなるほど、と思った。読解力が勉強の基礎なので、幸い娘は絵本大好きだが、このまま読書に興味を持って続けて欲しい。大人でも古文など洗練された日本語の音読は効果的。2020/03/27
あすなろ
97
本を読んで理解する事が出来るから、勉強が出来るのである。そんな著者の幼少期の読書への取り組み・オススメ紹介本。なるほどと思ったり自分の幼き頃を思い起こしたり、我が愛息を思ったり。最近我が家もまた周期なのかこれ読んで!が出てきて嬉しい。ただ、同じ本が多く、当方はつまらないだろうと他の本をオススメするのだが、それはする必要なし。そして何より子供のこれ読んで!は、頭の調子が良いからこれ読んでと言っているのでその時は読んでやって欲しい、と。更には聴覚が変わるとガラリと能力が変わり、出来る頭に変わるのだそうな2020/04/14
マエダ
93
子が本を読むように育ったら、何になってくれても構わない。2016/10/31
みっくす
53
一年近く前から寝る前の読み聞かせが定着しましたが、この本にある通り、やっぱり読書によって、助詞の使い方などの効果が出ているのでは?と親ばかながら思っています! 大きくなるまで付き合ってあげたいなぁと改めて感じました。だけど、抑揚を付けず一字一句ゆっくり丁寧に読むのはどうなのって思ったり。気持ちを込めて読んであげたいので、そこは使い分けかなぁ。オススメ絵本や児童書は多いに参考にさせてもらいます!2015/09/23