感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
58
★★★★☆“男の子”に特化した「ほめ方、叱り方」。元保育士であり、3男の父である著者。自らの子育てや保育士の経験から、男の子をうまく解説してくれている。特別なことは書かれていないが、褒めない、叱らない、昨今の「ないない子育て」とは違い、ある意味新鮮に映る。なにかに縛られていたものが、ほどける感覚が得られ、ストレスフリーへ。【印象的な言葉】①子どもにとって「目の前に存在している確かなものだけが唯一絶対のもの」。②約束事が多いほど叱ることが多くなる。③子どもが人を理解するのは、基本は表情から。 2018/06/28
かおりんご
44
教育書。一般のお母さん向けに書かれた内容。如何に叱るかではなく、叱らず多目に見ていくかに重点が置かれていました。教育現場でも、おおらかにみていければいいなと思います。とりあえず、叱らないですむよう、おだてて誉めていきたいと思います。2016/02/23
みっくす
40
文中で述べられている男の子の生態がうちの4歳息子と全くおんなじでビックリ! 具体的な誉め方や叱り方は書かれていなかったけど、男の子の考えている(いや、何も考えてないという)ことがよく分かり、怒る閾値が下げられそうな気がします。叱らない日を一日作ると子供の行動が変わってくるかも、ということだったので、一度実践してみたい。子供のことをよく観察する、とか、子供と一緒に楽しんでみるっていうのは、モットーにしているつもりですがしっかりと心がけたいと思います。男の子に手を焼いているお母さんにはお勧めです!2015/09/29
レモン
32
5年ほど前に途中まで読んでやめていた。理由は覚えていないが、例に上がる男の子像が息子と離れていたのとまだ小さかったことが理由っぽい。叱っても何も響いていないと徒労感を覚えることが増えたため読んでみたが、効果的な叱り方はないようだ。叱られていてもその意味をほとんどわかっていない、は深く頷ける。いきなり2〜3週間前のことをつい先ほどのような感覚で話し出すなど、確かに違う生き物だと感じる。一番おバカな時期は9〜12歳らしい。まだおバカ期に至ってもいないなんて。もっと肩の力抜かないと。簡単に抜けたらいいけど。2025/02/19
yupi
32
男の子って本当に大変!って言いながらも、次は何をしてくれる?と期待している所がある…そう言っているお母さんが多いとの事。確かにねぇ…そうかも(笑)未だ私の想像を超えることばかりやる次男も『男の子』という、私とは違う生き物らしい。2015/07/11