内容説明
言葉の番人が見過ごさない!厳選340語。漢字・慣用句・四字熟語から文章添削まで、正しい「読み方」「書き方」「使い方」を仕事にも活かす!
目次
第1章 これだけは押さえておきたい日本語の常識(まずはここからチャンレジしてみよう;あやふやな言い回しを一掃しよう ほか)
第2章 ここまでは身につけたい日本語の教養(言い間違いをしないために;似て非なる言い回しを整理しよう ほか)
第3章 会話を豊かにする社会人の日本語(正しい言い回しを使いこなそう;わずかな違いが誤解を招く ほか)
第4章 ライバルに差をつける日本語(ここが分かればまずまずOK;日本語の繊細さを味わってみよう ほか)
第5章 人をうならせる日本語の知識(自信を持って言葉を操るために;多彩な日本語表現を身につけよう ほか)
著者等紹介
前田安正[マエダヤスマサ]
朝日新聞東京本社編成局校閲センター長。1955年福岡県生まれ。早稲田大学卒業。1982年朝日新聞社入社。東京本社校閲部、整理部、校閲部次長、名古屋編集センター長補佐、大阪本社校閲センターマネジャー、編集担当補佐兼用語幹事を経て現職。東アジアの漢字事情をリポートした「アジアズームイン漢字圏」(2005年1月)、IT時代の漢字をテーマにした「漢字とつきあう」(2007年1月)、その他、常用漢字に関する特集記事などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ロア
27
校閲センター長として経験してきたアレコレや、日本語の正しく美しい綴り方などを期待してたけど少々違った。章ごとに生徒さんのエッセイを添削する過程が掲載されてる以外はほぼ、まるばつ・穴埋め・二択のクイズ形式でした。自分の場合はこのカタチだと、当たったはずれたと一喜一憂してからあと、あまり記憶に残らないんだよね…。とはいえ覚えてることもある!「声を荒らげる→あららげる」あらげるじゃないんだΣ(゚ロ゚;)2016/04/06
Witch丁稚
6
間違った使い方してても違うよ!って言われることは滅多にないからどんどん言葉は変わってく。選択で正答率7~8割というところかしら。なにこれ全く知らないっていうのも見かけた。内容は勉強になって面白いけどレイアウトが見にくい。微妙なドリル形式になってるのに問題読むと答えが目に入ってきてしまう。問題でなく文として読もうとすると読みにくい。あとタイトルの「朝日新聞校閲センター長が」って要る?校閲についての本かと思ったのでコレジャナイ感を受けたのも事実。2014/09/09
鳥義賊
4
「なるほど」とうなずくもののあったけど、さすがに一冊分となると「オイオイ」とツッコんでしまうものも多かったかな。「家宝は寝て待て」とか、「優秀の美」とか、ただの漢字間違いだし。2014/09/23
yakko-kawataka
3
業務がおわったあとある若者に「ご苦労さま」とメールをいただき、おばちゃんはひっくりかえりました。 きっと言葉ってこういう勘違いの積み重ねで変化していくのだろうな・・ と想いつつ、自分も勘違いしてる言葉があるな・・と読んでみました。 2014/10/01
niko
2
『きっちり! 恥ずかしくない! 文章が書ける』に続いて読んでみました。前回のほうが面白かったですね。普段の会話でそんなに色々四字熟語を使わないので、読んだり聞いたりしたときに理解できる程度で問題ないですし、その場合は言葉そのものの意味だけでなく、話の前後でも理解できますしね。その四字熟語が元になっている話と、クイズ形式で進めていくところは面白かったです。2014/10/25