内容説明
実は、睡眠に対する「不安」や「思い込み」こそが、不眠を悪化させる大きな原因です。安全で副作用がなく、薬とほぼ同等の効果がある認知行動療法により、睡眠に対する理解を深め、こだわりを正しく治して慢性不眠症を改善する方法を解説。
目次
第1章 今、よく見られる「不眠症」のすがた(不眠外来でよく見られる症状;不眠の原因と身体への影響)
第2章 不眠症の一般的な治療と睡眠薬の基礎知識(不眠症の治療;睡眠薬の基礎知識)
第3章 認知行動療法で不眠症をどう改善するのか(認知行動療法とは何か;認知行動療法は不眠症の改善にどう役立つのか)
第4章 不眠症に対する認知行動療法の実践例(睡眠薬の服用経験はないものの、どうしても薬剤に抵抗がある人;睡眠薬に対する耐性ができていて、薬の効果が見られない人 ほか)
著者等紹介
岡島義[オカジマイサ]
東京医科大学睡眠学講座兼任助教/医療法人社団絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木・臨床心理士/公益財団法人神経研究所附属睡眠学センター研究員。1979年生まれ。2003年日本大学文理学部心理学科卒業。2005年北海道医療大学大学院看護福祉学研究科修士課程修了。2007年日本学術振興会特別研究員(DC2)。2008年北海道医療大学大学院心理科学研究科博士課程修了、博士(臨床心理学)取得
井上雄一[イノウエユウイチ]
東京医科大学精神医学講座兼任教授/東京医科大学睡眠学講座教授/医療法人社団絹和会・理事長/睡眠総合ケアクリニック代々木・院長/公益財団法人神経研究所附属睡眠学センター・センター長。年間のべ約2万人以上の睡眠障害患者が受診。1956年生まれ。1982年東京医科大学卒業・鳥取大学大学院入学。1987年医学博士・鳥取大学医学部神経精神医学助手。1994年同大講師。1999年順天堂大学医学部精神医学講師、2003年代々木睡眠クリニック院長、2008年東京医科大学睡眠学講座教授、2011年医療法人社団絹和会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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