内容説明
元新聞記者の著者が教える基本ルール。「書いているうちに、回りくどい文になる」「書いたことが、うまく伝わらない」など、文章に対する苦手意識も一気に解消。
目次
第1章 書く前に、知っておきたい5つの原則(わかりにくい、読みづらい文章の原因;文章の基本構造を知る ほか)
第2章 言葉の並べ方と修飾語の使い方で、読みやすい文章にする(主語と述語はできるだけ近くに;主語をはっきりと示そう ほか)
第3章 句読点と中点を使って、誤読されない文章を書く(読点は文のつなぎ目に打つ;場面の変わり目に読点を打つ ほか)
第4章 すぐに使えるテクニックと基本ルール(誤解されそうなときは、言葉を補う;肯定文と否定文を仕分ける ほか)
著者等紹介
高橋俊一[タカハシシュンイチ]
1950年生まれ。早稲田大学卒。毎日新聞社前橋支局、福島支局、社会部記者などをへて朝日新聞社入社。横浜支局や社会部記者などから記事審査部(社会部兼務)をへて富山支局次長、北海道報道部次長、朝日学生新聞編集部長、総合研究本部経営研究担当部長兼主任研究員、ジャーナリスト学校主任研究員。この間、世論調査協会理事、日本記者クラブ会員、早稲田大学メディア文化研究所客員研究員を務めた。現在は日本大学・大学院講師。専攻はジャーナリズム論、調査報道論、日本語文章論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
15
再読。文章は言葉と言葉、文と文のつながりからできているのですから、そのつながりを意識することが大事です。少しの法則と構造を意識し、どこに関連が一番強いのかを明確にするだけでグッと文章は読みやすくなります。そのルールを知るだけでなく、実際に書いてみないといけません。ということを念頭に感想を書き続けてもうすぐ3年。一度振り返って過去の感想を読み返すと、少しは読みやすい文章を書けるようになったのかなという気がしてきました。それにしても、初期の投稿酷いね。2016/12/16
しゅわ
6
【図書館】元新聞記者である著者が「素人にもわかりやすい」「機能重点」をテーマに文章を書く基本を説明した一冊。最近、類似の本をたくさん読んだせいか?目新しいところはありませんでしたが、ともかく必要最低限のことを、とてもシンプルに、わかりやすく…タイトル通り「すっきり!」まとめてあるところが好感がもてますね。52個にまとめられたポイント、どれから読んでもわかりやすい文章を書く手助けになると思います。私的には「とおり・通り」「もの・物」「とき・時」…かな書きと感じを使い分ける方法の部分は目からウロコ!でした。2013/04/15
chocokuma
4
図書館本 家に置いておきたい一冊。基礎から応用まで簡単で分かりやすく、勉強になりました。全て身に付けることが出来たら、もっと自信を持って読書メーターの感想を書ける気がします。2014/08/03
まり子
3
友達が勧めてた本です。「主語と述語はできるだけ近くに」「修飾語は飾られる後の近くに」といった基本的なことだけど身についてなかったことを改めて知り、とても勉強になりました。図書館で借りて要点をノートにまとめたけれど、ちゃんと1冊買って本棚に並べたいなと思う本でした。2015/04/30
Ken Sugawara
2
わかりやすい文章を書くためのノウハウが平易に解説されている。伝わりやすい文章の作り方にはルールがある。上手な人はこれが自ずとできているのだろう。言葉の正しい使い方の説明は役に立った。もう一度読み返して覚えようと思う。符号の使い方のルールは初めて知った。2013/04/27
-
- 電子書籍
- ザ・シェフ(分冊版) 【第133話】 …