内容説明
すべては、「お金との接し方」を知ることからはじまる。海外の富裕層を数多く見てきた著者が明かす、「人に尊敬される」「人生が豊かになる」ファミリーのおしえ。
目次
はじめに お金について教えてくれる“メンター”はいますか?
第1章 代々受け継がれるファミリーのおしえ
第2章 エピソードから学ぶ「お金づかい」の知恵
第3章 家や土地以外の「資産」にこそ価値がある
第4章 「お金に喰われない」メンタルを養う
第5章 「ファミリー単位」で富を守る
著者等紹介
榊原節子[サカキバラセツコ]
ファイナンシャルアドバイザー、ライフスタイルアドバイザー、東京福祉大学特任教授。東京生まれ。米国マウント・ホリヨーク大学を経て、国際基督教大学社会科学科卒業。国際会議同時通訳を経て、大手証券会社にて主に医薬品・バイオ企業間の企業買収に携わる。1991年、国際投資コンサルティング会社を設立、社長に就任する。内外のネットワークを利用して、企業経営者や資産家の資産運用、継承などのコンサルティング業務を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅猫
2
・・・・・・頑張ってくれ日本の富裕層、と思った一冊。あと頼りになるのはやはり家族なのか。核家族育ち独身一人暮らし、親族もほとんどいない身としては、やはり我が身は我が身で守るしかないのかと。2012/07/16
happyrich
2
代々続く、というのがポイント。一代で財を築いても、2代目で没落するようでは、お金の知恵が子孫に受け継がれていない。本書では3代以上続くお金持ちがどんなことをしているのかを垣間見ることができる。一族の結束の強さや、投資、相続などお金について多岐にわたって話し合っていることなど、お金にまつわることを、タブーなく一族内で話し合ってる。「絆」を重視するなら、見習うべきことは多い。2012/03/12
ハザマー
1
次元が違うのでピンと来ないが、超大富豪は一族で 資産管理、絆と方向性の維持継続に力注いでいるの は理解できた。 海外では、小さいうちから子供に実地経済勉強をさ せるのは聞いていたが、富豪の趣味、遊びが危険伴 なうものが多いのは頷けたね。2015/08/28
ぱんぷきん
0
ゆくゆくは資産を築いて、それを子供や、孫といった下の世代に受け継がせたいと思っているので読んだものの、参考になる部分は少なかった。支出を抑えるとか、収入源を複数持つとか投資する人には当たり前の話が多い。家族会議については有用だと思うものの、一代で財を築いた場合でなくても上手くいくかは未知数な部分が多い。考え方が家族間で180度違う場合もないわけではないので。万が一100億を超える資産を手に入れたら、本書の全く新しい価値が見えてくるのかもしれない。少なくとも現在はさほど価値を見いだせなかった。2017/01/28
mizkichi
0
だから何だ感が否めない。 ズバリこういう風にすべきだというものではなく、お金持ちってこんな生活してるのよ~の紹介本です。 (金銭感覚を比率で考えれば)お金持ちはお金を持っても普通の人だからお金持ち、というのがよくわかりましたがお金持ちになる方法が書いてあるわけでもないので。すげー!で終わるしかないですね。2015/12/03