内容説明
ゆっくり歩いたから出会えた人々、見えた風景、驚きの発見…。一つひとつがかけがえのない宝物。読めば、歩きたくなる、歩いた気分になれる。四国お遍路の「予習・復習」に最適な書。
目次
阿波の国・発心の道場―一番・霊山寺~二十三番・薬王寺(高野山―はやる気持ち抑え霊山寺から高野山へ;一番・霊山寺~十二番・焼山寺―疲れた身体に温かい「お接待」 ほか)
土佐の国・修行の道場―二十四番・最御崎寺~三十九番・延光寺(二十四番・最御崎寺―「空海」の名が誕生した洞窟は苦行への思いが残る聖地;二十五番・津照寺~二十六番・金剛頂寺―すみからすみまで美しい吉良川町はかつて土佐備長炭で栄えた「炭の町」 ほか)
伊予の国・菩提の道場―四十番・観自在寺~六十五番・三角寺(四十番・観自在寺―竹やぶが導く「菩提の道場」ついに愛媛県突入;四十一番・龍光寺~四十三番・明石寺―ちょっと寄り道した「遊子水荷浦の段畑」は生きる知恵が生んだ日本の宝 ほか)
讃岐の国・涅槃の道場―六十六番・雲辺寺~八十八番・大窪寺(六十六番・雲辺寺~六十七番・大興寺―人の助けに感謝しつつ涅槃の道へ;六十八番・神恵院~七十三番・出釈迦寺―七歳の大師“捨て身”の教えが残る伝説の山瀬戸内の海を望む捨身ヶ嶽禅定 ほか)
四国お遍路情報 八十八カ所札所案内
著者等紹介
小西敏明[コニシトシアキ]
日刊スポーツ新聞大阪本社編集センター報道グループ記者。1947年京都市生まれ。立命館大学文学部哲学科卒業後、大阪日刊スポーツ新聞社入社。運動部で近鉄バッファローズ担当。写真部カメラマンとして昭和60年阪神タイガース優勝時、阪神担当。ソウルオリンピック取材。報道部で「旅&ウオーキング」シリーズとしてシルクロードなどを取材。歴史シリーズとして熊野古道、四国八十八カ所「歩きお遍路」、坂本龍馬シリーズ「龍馬の旅」「龍馬を巡る女性たち」「龍馬を支えた男たち」を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。