内容説明
いま私立大学は、厳しい社会情勢と大学間競争のなかで変革が迫られている。また、新型コロナウイルス感染症の猛威により、多くの若者が行き場のない不安の渦中にある。この苦境下で、率先して大学の進むべき道を示すリーダーと教職員が一体となった大学改革の成就は、多くの大学にとってよき見本となろう。教職員から信頼され、学生を惹きつけ、国際的な競争力を高めるべくリーダーシップを発揮した芝浦工大村上学長が唱え、実践してきた「教職協働」による大学改革の全貌!
目次
学長の使命
教育
研究
グローバル化
ダイバーシティー
教職学協働
入学者選抜
就職
地の創造拠点
情報公表とIR
コロナが変える大学教育
大学経営
著者等紹介
村上雅人[ムラカミマサト]
1955年岩手県盛岡市生まれ。盛岡一高在学中に、1年間アメリカのAlhambra高校にAFS留学。東京大学工学部卒業、同大学院博士課程修了(工学博士)。新日本製鐵、超電導工学研究所を経て2003年から芝浦工業大学教授。2012年4月から2021年3月まで9年間芝浦工業大学学長を務める。World Congress Superconductivity Award of Excellence,Special PASREG Award、岩手日報社文化賞、日経BP技術賞、超伝導科学賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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