内容説明
“クトゥルー”と名づけられた世界初の霊的発電所周辺で呪的災害が頻発した。呪禁局特別捜査官に緊急出動命令が下る。新人の葉車創作(ギア)は、災害の裏に、魔法テロ組織サイコムウの暗躍を知る。その狙いが発電所の破壊と気づいた葉車たちは厳戒態勢に入る。そこへ狂信的な科学武装集団が侵入。世界の破滅を目論む邪悪な生命体と壮絶な魔戦が始まった…。
著者等紹介
牧野修[マキノオサム]
大阪芸術大学芸術学部映像計画学科卒。1992年に『王の眠る丘』でハイ!ノヴェル大賞を受賞し、1999年に『スイート・リトル・ベイビー』で日本ホラー大賞長編賞佳作、2002年には『傀儡后』で日本SF大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カマー
3
呪禁官本編の第二作目 といっても私は父親主役の外伝の方から読み始めたのでこっちの方が外伝に見える 前作の青春学園ものと変わって主人公の新人時代の活躍を描いた本作 今回も魔法と科学の戦い有り 前作からの因縁の対決など見どころは盛りだくさん ただ個人的に科学側の陣営の姿があからさまなアレなのは好き嫌いが分かれそうだ 2016/11/21
イシカミハサミ
1
舞台はある程度前の巻よりも先の話。 それでも、 それぞれの登場人物が それぞれの成長をして それぞれの人生の舞台において またこの事件に巻き込まれていく感じが さすがの牧野さん。2018/11/26
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