クトゥルー・ミュトス・ファイルズ<br> 闇のトラペゾヘドロン

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クトゥルー・ミュトス・ファイルズ
闇のトラペゾヘドロン

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  • サイズ B6判/ページ数 380p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798830186
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

東北地方の中堅都市、星橋市をウルトラマラソンの下見に訪れた黒田と滝野川。レンタカーでコースを走る途中に立ち寄った「闇の美術館」で目にしたものは、“ロバート・ブレイク”という名前の作家兼画家の作品の数々であった(『闇の美術館』)。「ねえ、“メーアン様”んトコ、行こう」幼い少女モモに誘われ、モノクロは夢の中の世界を渡り歩く。現実世界では静岡県蒼野辺に大学の合宿で来ているが、奇しくもその近くに冥闇様という祠があるという(『マ★ジャ』)。ある日、世界は破滅した。「きみ」(プレイヤー)は、これまでの肉体と切り離され、精神を奇怪な結晶体に封じられた。きみが宿る“輝くトラペゾヘドロン”は、時の彼方へ飛ばされる。自力では移動もままならず、会話もできないきみにできるのは、周囲の知性体にビジョンを見せて誘導することだけだ。きみは、数億年の年月を旅する。なすべきことを推理し、単語を組み合わせ、進むべき道を見つけ出すのだ。人に戻るか、それとも人ではない何かになるか…(『闇に彷徨い続けるもの』)。1つのクトゥルー作品をテーマに3人の作家が小説、ゲームブック、漫画などの様々な形で競作するオマージュ・アンソロジー・シリーズ、第9弾。

著者等紹介

倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年生まれ。1987年短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でデビュー。ホラー、幻想、ミステリ、時代物などの小説を得意とし、俳人、翻訳家としても幅広く活躍している

積木鏡介[ツミキキョウスケ]
1955年生まれ。1998年、メフィスト賞を受賞したクトゥルー作品『歪んだ創世記』でデビュー

友野詳[トモノショウ]
1964年生まれ。グループSNE所属。1991年に「コクーン・ワールド(1)黄昏に踊る冒険者」でデビュー。小説だけでなく、ゲームデザイン、開発などにも携わっている。TRPGリプレイから児童書や時代小説など、活躍するジャンルは幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sin

34
闇の美術館:ウルトラマラソン(動)美術館(静)そして恐怖の対比が面白い、進行が説明的な部分に難を感じる。マ★ジャ:モノクロの立ち位置に整合性が欠けていて残念、邪神に人間味がありすぎてがっかりだが一転のエピローグがこの始末のつけ方なら宜なるかな、このタイトルを選ぶのであればエピローグをプロローグとしてこれからが本編となるべきか。闇を彷徨い続けるもの:フレキシブルな構造の為か選び方に寄っては物語の繋がりが散漫な感じだ。巻末のイラストはギャラリーとしてまとめてしまっているが本文中の然るべき所に配すべきではないか2014/08/30

眠る山猫屋

11
結構楽しめました。ウルトラマラソンという、むしろそっちの方が異次元的なスポーツと闇にそびえる美術館のコントラスト、雰囲気は凄く好き。迷い込むというよりは、誘い込まれる感覚が怖い。マ★ジャはラストで脱力してしまうが、展開の不気味さに比して作者の優しさみたいな感覚(悪く云えば生温さだが)が心地好い。嫌いじゃないです、マンガチックだけれども。2015/10/13

アオイ模型店

5
初期に比べて、最近の作品のミュトスファイルズはクトゥルーっぽい固有名詞を散りばめただけの、単なるホラー作品が増えていて、パワーダウンが著しいですね。 友野詳のゲームブックはさすがと思えるくらい細かいクトゥルーネタ満載だけど、作中の情報だけでは正しい選択肢を選べないのは、さすがにやり過ぎではないかと。2014/09/13

とら

3
◆『闇の博物館』できれば『クトゥルーを喚ぶ声』の倉阪作品と一緒に読みたい。タイトルは平凡に思えるが、次第にそこに潜む恐怖が迫ってくる。美術館という非日常と、もう一点とても身近にあるものが、両方とも怖くなる。正統的なホラー。◆『マ★ジャ』サスペンスにありそうな出だしから、邪神がどうやって人間の間を徘徊しているか、意表を突く指摘が闇のトラペゾヘドロンとともに転がりだす。しかし、最後のオチは! 作者はこれがやりたかったのだなと胸オチするが、古いアメリカのドラマを知らない人にはちょっとキビシイかも。(主人公に嫉妬2014/08/29

NEED LESS

2
『闇をさまようもの』をテーマにした3作を収録。「闇の美術館」はマラソンに参加するために星橋市を訪れたランナー、黒田が主人公。友人ランナーの滝野川と共にコースの下見で車を走らせていた。途中立ち寄った美術館、そこはロバート・ブレイクという芸術家の作品が収蔵されていたのだが、そこにはある秘密が・・・。「マ★ジャ」は冥闇様という謎の存在によって操られた人が起こす猟奇的な事件、そして主人公の久郎が夢の中に現れる謎の少女、モモの正体は?オチに脱力。「闇に彷徨い続けるもの」はゲームブック。正にクトゥルフオールスター。2014/12/12

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