内容説明
中国と欧州を結ぶ巨大な広域経済圏「一帯一路」構想が世界の注目を浴びている。現代版「陸と海のシルクロード」とも呼ばれるこの構想の根幹を支えるのが、中国の物流産業だ。本書はこの分野を長年専門にウォッチしてきた著者が、陸運・海運・空運の部門別の発展状況を検証し、その問題点を指摘し、将来性を展望する。
目次
1 総論:貨物輸送と物流インフラ(中国の物流インフラ建設;東北振興と物流インフラの課題 ほか)
2 各論:海上・航空・陸上各輸送の視点から(海運編(減速強める中国の対外貿易と主要港湾の貨物荷動き;中国北部主要港の発展過程と競合状況 ほか)
空運編(中国の航空貨物輸送と空港の整備状況・計画;ASEANの航空貨物輸送と航空インフラ整備 ほか)
陸運編(東アジアの航空輸送と陸上輸送のフロンティア;渝新欧(重慶)物流有限公司 ほか))
著者等紹介
小島末夫[コジマスエオ]
1946年生まれ。早稲田大学卒。ジェトロ北京センター所長を経て国士館大学21世紀アジア学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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