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出版社内容情報
カワイイが世界を変える――!
2014年11月。東京・新宿での反レイシズムパレード、
「東京大行進 TOKYO NO HATE」を華やかに彩ったかわいい現代風のチョゴリたち。
「きゃわチョゴリ」と呼ばれたその服は、一人の若い女性デザイナー、そんい が制作しました。
朝鮮半島固有の民族衣装、チョゴリを日本で在日コリアンの女性が着るということは、
本国や他の諸外国で着ること以上にシリアスで社会的な意味を帯びています。
「私が着たい服を着たい時になぜ自由に着られないの?」
それは在日のチョゴリ固有の意味を含みつつも、すべての女性、さまざまな文化に共通する平等で自由な世界への問いかけです。
乗り越えるキーワードは「きゃわ(かわいい)」!
シリアスさを受け止めつつ、「とにかくカワイイものを作ろう!」「着よう!」という提案は
多くの女性の共感を呼び、パレードでの注目やファッションショーの開催など、次々に「きゃわ」な世界の広がりへとつながっていきました。
自らの体験を交え、在日の女性とチョゴリについて、「きゃわチョゴリ」について書き下ろしました。
困難を軽やかに乗り越え、日常や社会の窮屈さから解放されることを願う
すべての人におくるエンパワーメント・エッセイです。
◆カラー写真多数
◆在日女性、日本人女性、金明秀(関西学院大学教授)を交えた座談会収録
そんい じゅごん[ソンイ ジュゴン]
1981年生まれ。三重県出身の在日コリアン3世。
カジュアルなチョゴリ(韓服/朝鮮服)を提案するブランド「そんいチョゴリ」のデザイナー。本書が初の著作。
「なんでもない日を楽しく彩る服」をテーマにチョゴリを制作している。そんいチョゴリの韓服は普段着として気軽に着られるものが多く、「きゃわチョゴリ」の愛称でも親しまれている。
早瀬道生[ハヤセ ミチオ]
1992年生まれ。京都府出身。京都造形大学大学院生。グループ展「リサーチ☆パラダイス ?潜水と浮上?」(2013年)、個展「Something’s always near 」(2014年)、「なぜ、鉱物図鑑か」(2015年)、SEALDs KANSAIを撮った「The Distance」(2016年)開催等。
内容説明
「着たい服を着たい時になぜ自由に着られないの?」それは在日のチョゴリ固有の意味を含みつつも、すべての女性、さまざまな文化に共通する平等で自由な世界への問いかけです。キーワードは「きゃわ(かわいい)」!かわいい現代風のチョゴリはどのように生まれ、どのように広がっていったのか。困難を軽やかに乗り越え、日常や社会の窮屈さから解放されることを願うすべての人におけるエンパワーメント・エッセイ。
目次
第1章 私とチョゴリ
第2章 「チマチョゴリ・イメージアップ運動」
第3章 きゃわチョゴリ隊
第4章 「そんいチョゴリ」の誕生
第5章 梅雨の晴れ間のランウェイ
第6章 四者四様の「チョゴリを着ること」
第7章 きゃわチョゴリを着て、明日へ
著者等紹介
そんいじゅごん[ソンイジュゴン]
1981年生まれ。三重県出身の在日コリアン3世。カジュアルなチョゴリ(韓服/朝鮮服)を提案するブランド「そんいチョゴリ」のデザイナー。『きゃわチョゴリ―軽やかにまとう自由』が初の著作。「なんでもない日を楽しく彩る服」をテーマにチョゴリを制作している。そんいチョゴリの韓服は普段着として気軽に着られるものが多く、「きゃわチョゴリ」の愛称でも親しまれている
早瀬道生[ハヤセミチオ]
1992年生まれ。京都府出身。京都造形大学大学院生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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