宗教のレトリック

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784798701332
  • NDC分類 160.4
  • Cコード C1014

出版社内容情報

真実か、騙りか! 10の技法で読み解く
ニヤリ、くすり、爆笑の事例で〈宗教〉の幅と奥行きを測り、その本質と構造を浮かび上がらせた未曾有の試み。

真実か、騙りか―。 10のレトリック(提喩・隠喩・諷喩・換喩・転喩・直喩・誇張・列叙・対比・逆説⇒爆笑の事例満載!)で、宗教の本質と構造を浮かび上がらせる。
「レトリック(=人間の言葉の技法)から宗教を見るということは、宗教というカミサマの息のかかった空間を、どこまでもどこまでも人間の視点から見ていくことなのだ」(著者・中村圭志)


序 章 宗教をレトリックから見る
宗教と世俗を結ぶもの 書を捨てて街へ出る前に 10のレトリック技法

第1章

内容説明

真実か、騙りか!10の技法で読み解く。ニヤリ、くすり、爆笑の事例で“宗教”の幅と奥行きを測り、その本質と構造を浮かび上がらせた未曾有の試み。

目次

序章 宗教をレトリックから見る
第1章 本質を見る―開祖の呼び名(提喩)
第2章 類似を語る・1―呪術の世界(隠喩類・換喩)
第3章 類似を語る・2―因果の物語(隠喩類)
第4章 類似を語る・3―超越のビジョン(隠喩類)
第5章 隣接を示す―神霊の介入(換喩類)
第6章 境界に立つ―問答のプロトコル(直喩)
第7章 強調する・1―生命の発現(誇張)
第8章 強調する・2―煩瑣の密度(列叙)
第9章 強調する・3―二元性の強調(対比)
第10章 視点をずらす―超越の呪縛(逆説)
終章 何のためのレトリック

著者等紹介

中村圭志[ナカムラケイシ]
1958年生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科修了(宗教学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅猫

3
「宗教」というものを「レトリック」から描いた、これも切り口が勝ちの一冊。時に皮肉を交えて描くことを許され出版されているのは日本ならではと誇るべきなのだろう。根底にあるものを宗教的無関心ととるか寛容ととるか。久しぶりに聖書が読みたくなった。2014/02/17

Viola

3
面白かった!いろいろな宗教の教典から、レトリックである部分を解説する。引き合いに出す例が「白雪姫」や「赤ずきん」、「みっちゃん道々〜」の3段活用など、思わず笑ってしまうけど実にわかりやすいのだ。普段なら絶対スルーする仏教の漢字ばっかりの教典も、舐めるように読んでしまった。字面通り信仰する信者には理解できないかもしれないが、著者は嘘だと言っているのではなく、伝達方法として分析しているのだ。その人の心の持ちようでどのようにも伝わるレトリックの奥深さを堪能した。2017/02/28

ひろただでござる

1
大変楽しく読了しました。表現がユニークで真面目な人は立腹するかもしれない。具体的な救済の無い宗教は存在理由が希薄だと考えている(山本七平言うところの)日本教徒です(^_^)v2013/11/28

mittsko

1
《宗教》の重力圏の周縁部に著者みずからが陣取ることで 《宗教と世俗のあいだ》の領域を記述しようとした一冊(その領域を《宗教》や《世俗》の独善から解放し活性化すること、これこそが宗教学の使命だと結論は述べる 「人間」という一語がそれを代表的に示す) 本書のこうした試みは、宗教学の立場から 宗教概念批判と《世俗》論を追究してきた著者のこれまでの研究関心を引きつぐものだ 言いかえれば、本書は限定的な《宗教》論ではない 「人間」の言語活動における《宗教》《世俗》それぞれの重力と、その両者が通交しあう境地とを描く2013/06/13

JunTHR

1
宗教のテクストを「レトリック」から読み解くという物珍しいコンセプトが楽しい。提喩・換喩・隠喩・直喩・誇張・列叙・対比・逆説など、様々なレトリックに満ちている宗教のテクストはレトリックを理解する最善の教科書のようにすら思えるほどにわかりやすい。引用されるのも聖書から、宮沢賢治や出口王仁三郎までと、かなり幅広い。全体を貫く「レトリックを分析する」というその手法が宗教への冷静な視点となっていて、時におちょくったようにも思えるほどの軽い文体で個人的にはすごい好み。あと、表紙がなかなか洒落てて好き。2013/03/19

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