著者等紹介
金衍洙[キムヨンス]
1970年、慶尚北道生まれ。成均館大英文科卒。93年デビュー。正統的かつ伝統的叙述を用いながらも新しい想像力で文学の領域を広げている。作家世界文学賞、東西文学賞、東仁文学賞、大山文学賞、李箱文学賞などを受賞
きむふな[キムフナ]
本名・金〓我。1963年生まれ。韓国・誠信女子大学大学院修了後、国際交流員として島根県庁総務部国際課勤務。専修大学大学院日本語日本文学専攻修了(文学博士)。現在、立教女学院非常勤講師。日韓文学シンポジウム、第一回東アジア文学フォーラムの通訳などを担当。韓国語訳書『笑いオオカミ』(津島佑子)で第1回板雨翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あみちゃんこ♀
1
たまたま「これ読んでないわ」って気づいて読んだけど、やっぱりキム・ヨンス最高すぎた! 特に『皆に幸せな新年』の夫婦の話は、共感の嵐…。 夫婦って年月と共に、感情が変化していくのよね。。 私も歳とったな。。
naoki 1958
1
素敵な短篇たち 2013/07/02
aif
1
「皆に幸せな新年」の象の話に心を射抜かれてしまった。一見ゆるやかに流れるだけの日常の、深いところには意外にも激しい流れがある。それをえぐって見せてくれる方法がすごく美しくてびっくりした。2013/04/27