出版社内容情報
ザルーダ王国内の親オルトメア貴族を一掃せよ!
不本意ながらミスト王国からの撤退を決めた御子柴亮真。いっぽうザルーダ王国ではユリアヌス王の病が長引き、貴族たちの間では不穏な空気が漂い始めていた。オルトメア帝国に追従しようと言う貴族が増える事を危惧した亮真は、薬術に長ける亜人をユリアヌス王のもとへ送り込む。そしてその裏では、ザルーダ王国の癌とも言える貴族たちの粛清に動きだすのだった。
内容説明
不本意ながらミスト王国からの撤退を決めた御子柴亮真。いっぽうザルーダ王国ではユリアヌス王の病が長引き、貴族たちの間では不穏な空気が漂い始めていた。オルトメア帝国に追従しようと言う貴族が増える事を危惧した亮真は、薬術に長ける亜人をユリアヌス王のもとへ送り込む。そしてその裏では、ザルーダ王国の癌とも言える貴族たちの粛清に動きだすのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
不本意ながらミスト王国から撤退を決めた亮真。一方、ユリアヌス王の病が長引くザルーダ王国では、貴族たちの間では不穏な空気が漂い始める第29弾。ユリアヌス王のもとへ薬術に長けた黒エルフ族のネルシオスを送り込んだ意図、帝国になびくサルーダ貴族の粛清、セロン砦の建設や侵攻軍の困難に直面したシャルディナの苦境と決断。大きくなると一枚岩ではないんだろうな…とは感じていましたが、やはり組織にも穏健派と急進派の対立はあるようで、行き詰まっていた状況も亮真と劉大人が対話したことをきっかけに、状況も少しずつ変わりそうですね。2025/02/12
こも 旧柏バカ一代
19
黒エルフを前線に送って何をするのかと取ったら、倒れた国王の病を治す。まさかタバコおは思わなかったが、、その行為を見た紅嗣子が止めに入ったのも何となくわかる。その後に国王が粛清を始めるとは、、2024/12/19
Abercrombie
4
ザルーダ王国で売国奴どもを粛清、ミスト王国では組織の穏健派と会談(久世と須藤は急進派か)。相変わらず回りくどい文章が紙面を埋め尽くすが、少しは話が進んだかな? と思ってたら、ラストのオルトメア陣営のパートは、どうでもいい述懐で長々とページを使った挙句、ロルフ将軍がサバイバーズ・ギルトで使い物にならないから、本国から怪物を呼ぼう、、、、それだけ!2025/02/07
osiripenpen0
2
うーんどうするよこれ?これほどコスパ悪い小説も珍しい。閑話休題が楽しくてしょうがない技量は無いんだから話進めろよ。もうちょい付き合うか。2025/03/07