出版社内容情報
国内外の各方面のプロたちから絶賛され、入手困難。展示会に出展すると開場直後に売り切れてしまう……。そんな「ナイフ」を作る作家が、刃物の街、関市にいる。その名は松田菊男。
そのナイフを求める人は、世界各国に存在する。コレクターはもとより、狩猟家やアウトドアーズマン、特殊部隊員やSWATといった各界一流のプロフェッショナルも数多い。「ナイフ」という分野において、世界から認められる「ものづくり」を続けるKIKU Knives 松田菊男。
この本では、そんな松田の「ここまで」のあゆみを振り返り、「これから」に思いを馳せる。
内容説明
自分の作品で勝負がしたい!!町で一番の“研ぎ職人”が自らのブランドを立ち上げ世界随一の作家となる!!KIKU KNIVES創業者、激動の半世紀。
目次
序章 少し長い前書きにかえて
1章 関で一番の研ぎ職人になる
2章 自分の力を試したらええやない
3章 作家になりたいんやな、俺は
4章 これでなんとかやっていける
5章 ようやくここまで来たと思ってな
6章 自分の努力を信じることやな
終章 喜んでもらえるものを、つくる
著者等紹介
服部夏生[ハットリナツオ]
1973年愛知県名古屋市生まれ。東北大学文学部卒業後、96年より出版社勤務。日本唯一の刃物専門誌だった『ナイフマガジン』をはじめとする雑誌やムックの編集長を兼任したのち独立。「刃物専門編集者」として『ナイフダイジェスト』『日本の包丁』(いずれもホビージャパン)をはじめとする本を数多く企画・編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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