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出版社内容情報
クリスマス、ついに二人は結ばれる!?
後夜祭でお互いの『好き』を感じ取った正市と十色の二人。
しかし、正市はそのまま流れでつき合うのではなく、正面から告白して十色と本物の恋人になろうとしていた。
偽装か本物かは曖昧ながら、二人は誰かに見せるカモフラージュではない、二人きりの恋人あるあるを積み重ねていき――
「クリスマスってなんかやりたいことあるか?」
そして、迎えた聖夜。二人だけの時間がやってくる。
幼馴染で偽装カップルな二人の、本物より本物らしいラブコメ!!
内容説明
後夜祭でお互いの『好き』を感じ取った正市と十色の二人。しかし、正市はそのまま流れでつき合うのではなく、正面から告白して十色と本物の恋人になろうとしていた。偽装か本物かは曖昧ながら、二人は誰かに見せるカモフラージュではない、二人きりの恋人あるあるを積み重ねていき―「クリスマスってなんかやりたいことあるか?」そして、迎えた聖夜。二人だけの時間がやってくる。幼馴染で偽装カップルな二人の、本物より本物らしいラブコメ!!
著者等紹介
叶田キズ[カノダキズ]
第13回HJ文庫大賞にて奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
後夜祭でお互いの『好き』を感じ取った正市と十色の二人。幼馴染で偽装カップルだった二人がクリスマスを一緒に過ごす約束をする第五弾。そのまま流れでつき合うのではなく、正面から告白して十色と本物の恋人になろうと決意する正市。十色もそんな彼の思いを感じて、偽装か本物か曖昧なまま、けれど誰かに見せるカモフラージュではない、恋人あるあるを積み重ねて距離を縮めてゆく二人。正市が密かに準備していた思わぬプレゼントには驚かされましたけど、これまでの積み重ねを振り返りながら、しっかりハッピーエンドを迎えた素敵な物語でしたね。2023/12/01
わたー
25
★★★★☆こんな言い方は適切ではないのかもしれないけれど、すごく丁度いい作品だった。完結巻。文化祭でなんとなく思いを通じ合わせた二人だったが、流れで付き合うのではなくしっかりと区切りをつけたうえで、今度は主人公から告白すべく準備を始めるという5巻。偽物から始まった関係を本物の関係へと変える。そのための禊というか、儀式としてクリスマスにかこつけたデート。わかりきっている物語の結末に向かって、過不足なく描き切っている点が良かった。そして、ダラダラと続けるのではなくスパッと終わらせる潔さが、やっぱり丁度いい。2023/12/02
和尚
17
いやぁ、ここまで幼馴染のカモフラ恋人から始まり、少しずつ歩んできた二人の締めの回、良かったです! でもあとがきを読んで、区切りということで、新シリーズはとても魅力的なものの、そして、ここで締めという気持ちは凄くわかるものの、もう少し見たいなって言う気持ちも。 何にしてもお疲れ様でした、良き物語をありがとうございました!2023/12/11
rotti619
13
元は十色の男避けの為に幼馴染の正市へカモフラ彼氏になってもらったのだが、段々お互い本気になり始める…というお話第5巻。今巻で完結。前巻でお互いの気持ちを理解し合った2人だが、正市が正式に交際を申し込むため、クリスマスデートでキメるという流れ。その方法が結構意外な形だったので新鮮だった。5巻かけてじっくりとお互いの気持ちを育んでいただけに、納得の終わり方だったと思う。後半は特に大きな波のない展開だったが、2人の気持ちの移り変わりを丁寧に綴りづけたので、最後まで印象の良い作品だったと思う。2023/12/18
碧海いお
11
完結。いい終わり方でした。 幼馴染から彼氏のふりを頼まれて本当の恋人になるという話でしたが、ストレスなく読めました。2024/04/14