出版社内容情報
2023年大河ドラマ「どうする家康」が放映間近!
乱世を制し泰平の時代を築くことで戦国時代最後の勝者となった徳川家康をフィーチャー
彼を天下人にまで押しあげたのは精強で知られた徳川家臣団との強い絆と、適材適所の人材活用力であった。
酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政ら徳川四天王を筆 頭に、忠節を貫き伏見城の戦いで玉砕を遂げた鳥居元忠、一度は背いたものの帰参を許され幕政の中枢を担った本多正信、服部半蔵の名で知られ伊賀越えで功のあった服部正成など、癖の強い家臣団たちと家康の天下取りへの軌跡。
若かりし青年・家康の軌跡と、その旗のもとに集った徳川家臣団の全貌に迫る一冊。
※監修はNHK大河ドラマ『どうする?家康』の時代考証を務める 小和田哲男 先生。
内容説明
井伊/直政はイケメンだったって本当?家康の青年期~全盛期を支えた家臣たち。徳川四天王をはじめ、有力家臣85人をしっかり解説。活躍時期、家康との年齢差。グラフでわかる組織構成。
目次
他武将との比較で性格・戦術・家臣団から趣味まで読み解く!武将・家康の素顔
第1章 人質時代を支えた家臣三河譜代(人質時代の少年・家康と古参の旧臣たち)
第2章 三河平定に活躍した家臣 松平一族と国衆(家康のターニングポイント その1 地元・三河を平定し遠江攻めに乗り出す家康;家康の三河平定で一枚岩となった国衆と松平一族とは?)
第3章 遠江・駿河・三河・甲斐・信濃を領有 五か国時代(家康のターニングポイント その2 三方ヶ原の敗戦を経て五か国を領有;家康が積極的に召し出した今川・武田・北条の遺臣たち)
第4章 江戸入り後の家康の家臣 関東入国後(家康のターニングポイント その3 関ヶ原の戦いと大坂の陣 関東入国から大御所時代まで;武功派から吏僚派へ 家臣団の変化)
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。静岡大学教育学部教授を経て、現在、静岡大学名誉教授。日本の戦国期研究の第一人者として知られる。2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の時代考証を担当
小和田泰経[オワダヤスツネ]
1972年生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期退学。専門は日本中世史で、戦国武将や武具などに精通している。現在、静岡英和学院大学講師、早稲田大学講師。2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に資料提供として参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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