出版社内容情報
第二次大戦ドイツ軍で最も多くの台数が運用されたIV号戦車。本書では、H~J型をピックアップ。
第二次大戦の緒戦からあらゆる戦線で激闘を繰り広げた各型式の車両を、開発と生産の経緯も含め、実車写真、図面やイラストを中心に紹介。
欧州の博物館に展示される実車車両のディテール写真や細部イラストで詳しく解説。レストア中のインテリア写真まで網羅するなど、モデラーのみならず実車を知りたい読者にも最適です。
内容説明
第二次世界大戦の全期間を通じて活動、ドイツ軍を代表する戦車のひとつである4号戦車。長砲身7.5cm砲に換装し装甲を強化したG型で主力戦車にふさわしい性能向上を果たしたが、後継となるパンター戦車の不調により生産の継続を余儀なくされた。装甲と足周りを強化したH型、各部を簡素化し生産を容易にしたJ型、合わせて5000両以上が製造され、戦争終結まで第一線で戦い続けた。約2年あまりの短期間で多数が製造された4号戦車H/J型の相違点や改修点などを、実車車両のディテール写真や図面、細部イラストで詳しく解説!
目次
1章 4号戦車の開発と生産
2章 4号戦車H型 初期生産車
3章 4号戦車H型 後期生産車
4章 4号戦車J型 初期生産車
5章 4号戦車J型 後期生産車