出版社内容情報
第二次大戦ドイツ軍で最も多くの台数が運用されたIV号戦車。本書では、D~G型をピックアップ。
第二次大戦の緒戦からあらゆる戦線で激闘を繰り広げた各型式の車両を、開発と生産の経緯も含め、実車写真、図面やイラストを中心に紹介。
欧州の博物館に展示される実車車両のディテール写真や細部イラストで詳しく解説。レストア中のインテリア写真まで網羅するなど、モデラーのみならず実車を知りたい読者にも最適です。
内容説明
ティーガー、パンターと並び、第二次世界大戦のドイツ戦車の代表格のひとつである4号戦車。主力戦車の3号戦車を補佐する支援戦車として開発が進められ、第二次大戦初頭の「電撃戦」になくてはならない存在として活躍した。しかしT‐34、M4シャーマンなどの高性能の敵戦車には歯が立たなくなり、主砲を長砲身7.5cm砲に換装し装甲も強化、1943年より3号戦車に代わり主力戦車となったのである。短い期間でさまざまな変化を経験した4号戦車各型式の相違点や改修点などを、実車車両のディテール写真や図面、細部イラストで詳しく解説!
目次
4号戦車の開発と生産
4号戦車A型
4号戦車B型/C型
4号戦車D型
4号戦車D型Trop.
4号戦車D型G型仕様改修車
4号戦車E型
4号戦車F型
4号戦車F2型(G型初期生産車)
4号戦車G型中期生産車
4号戦車G型後期生産車
4号戦車G型トーマ水圧駆動研究者