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出版社内容情報
新天地ても、勇斗の無双は続く!?
新天地にて《鋼》に謀反の兆し!? 過ぎたる文明を封印し、圧制を敷いていた宗主についに最後の刻が!!!……というイベントを起こし、晴れて自由の身になった元《鋼》の大宗主・勇斗。貿易商にジョブチェンジして、新たな旅路に出た一行は、キプロスなどを経由しつつ、その最終目的地へと向かう――百錬の覇王、円環が廻る最終章!
内容説明
新天地にて“鋼”に謀反の兆し!?過ぎたる文明を封印し、圧制を敷いていた宗主について最後の刻が!!!…というイベントを起こし、晴れて自由の身になった元“鋼”の大宗主・勇斗。貿易商にジョブチェンジしつつ、新たな旅路に出た一行は、キプロスなどを経由して、その最終目的地を目指す。一方で、後を託されたノゾムを始めとした勇斗の子供たちは、新時代を作るべく更なる戦いへと赴く!!百錬の覇王、円環が廻る最終章!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
新天地での宗主から貿易商にジョブチェンジして、新たな旅路に出た勇斗一行。キプロスなどを経由しつつ、その最終目的地へと向かう第二十四弾。過ぎたる文明を封印して圧制を敷いていた宗主に、新天地にて《鋼》に謀反の兆し…というイベントを起こして、晴れて自由の身になった元《鋼》の大宗主・勇斗。円熟した彼に比べれば歴史に残る英傑も形無しだったり、ヨルゲンの回想エピもありましたけど、息子世代も順調に成長している姿を見せてくれたりで、信長の登場で思ったより巻数が延びましたけど、物語を最後まで描ききった感がある完結巻でした。2023/03/01
Abercrombie
5
最終巻は長男ノゾムの成長物語が主。いきなり登場されても、あんた誰?というか。そんなに簡単に人が成長するものか?というか。父の放り出した国を取り戻す彼の国盗り物語などどうでもいいというか。とにかくのめり込めない話だった。ラストは古代日本で、主人公が過去へ転移するための布石を打って幕。2023/05/24
bluets8
4
最終巻は長男ノゾムの成長をメインに据えて、勇斗と嫁たちは裏方に徹する話。最後ぐらい思いっきりイチャイチャさせて欲しかった嫁が何人かいるのだけど、仕方がないか。子供たちの成長を見せて世代交代を進めたこと、最後が始まりの地の日本だったことで、世の中は巡っていく事を強く印象付けるラストになっていて、長い旅路の終わりを感じ、色々な思い出が思い浮かぶ大団円な結末が沁みる。足掛け10年のロングラン、完走お疲れ様でした。最後まで見届けられて本当に良かった。2023/03/06
池津淋
3
完結まで10年。最後までなんとか読み続けました。 信長さえ出さなければ、半分の冊数で綺麗に纏まって終われたのにという感想しかありません。 最後は味方全員が強くなりすぎて、まともな戦いになりませんね。あっさり感があって残念です。 ラスト1ページが予定していた最後であり、 紆余曲折しながらも最後を見届けられただけで 読み続けられた甲斐はありました。 完結しないラノベが多い中、完結に付き合えたのは僥倖です。2023/03/01