出版社内容情報
多種多様な色と表情と質感を持つ、ちょっとオシャレなパンを主役に描いてみよう
部屋の中で描ける静物画は、天候や場所に左右されずに、しかも人の視線を気にせず、手軽にトライできる、初心者にぴったりなジャンルです。台所や食卓の上にある日常的なモノとおいしそうなパンを置いてみましょう。これだけで充分しゃれた静物画のモチーフになりました。五感をフルに使って、つるつる・ざらざら、ふんわり・もちもちなどの感じを、限定10色以内の水彩絵具で素早く表現してみましょう。
●第1章 透明水彩 基本の「き」…わずか10色で学べる水彩の基本技法
イギリスの伝統ある画材ブランド「ウィンザー&ニュートン」の絵具を使って、にじみ、ぼかし、重ね塗りなどの「透明水彩7つの基本技法」を展開。おもに「あんパン」をモチーフに、スパッタリングやドライブラシのテクニックは圧巻です。
●第2章 絵になる卓上の主役…8種類の代表的なパンを描く
ロールパン、ベーグル、山型パン、クロワッサン、クッペ、バタール、カンパーニュ、白ブドウとクルミのパンをモチーフに、さまざまな手触りの質感を描き分ける練習をします。
●第3章 卓上のさまざまな質感表現
パン以外の、ガラス瓶やワイングラスの透明感、焼き物のつるっとした表面、金属の映り込みや光沢感、温かみのある木や布の表現、さらにイチゴやトマト、レタスまで解説します。
●第4章 画面づくりを楽しみながら卓上静物を描く
個々の表現ができたら、最後はそれをどう組み合わせるか、画面構成が重要になってきます。パンで磨いた水彩テクニックを使って、もっと自由に画面づくりした課題に挑戦してみます。パンの代わりにタマゴやカゴ、ナイフ、ジャム瓶などを組み合わせて描きましょう。
内容説明
部屋の中で描ける静物画は、天候や場所に左右されずに、しかも人の視線を気にせず、手軽にトライできる、初心者にぴったりなジャンルです。台所や食卓の上にある日常的なモノとおいしそうなパンを置いてみましょう。これだけで充分しゃれた静物画のモチーフになりました。五感をフルに使って、つるつる・ざらざら、ふんわり・もちもちなどの感じを、限定10色以内の水彩絵具で素早く表現してみましょう。
目次
第1章 透明水彩基本の「き」―わずか10色で学べる水彩の基本技法(本書で扱う水彩画材と道具類;ウィンザー&ニュートン10色の色味と特徴…混色・重色の基本と実践 ほか)
第2章 絵になる卓上の主役―8種類の代表的なパンを描く(限定10色以内で描くパン(1)―ロールパン
(2)―枝豆入りベーグル ほか)
第3章 卓上(食卓)のさまざまな質感表現(卓上の静物に欠かせないガラスの透明感;パンから飲み物まで、陶磁器の質感はよく似合う ほか)
第4章 画面づくりを楽しみながら、卓上静物を描く(複数のタマネギを、画面構成して描く;複数のクロワッサンを、画面構成して描く ほか)
著者等紹介
守田篤博[モリタアツヒロ]
1969年東京生まれ。1992年武蔵野美術大学卒業後、油絵作品で各種コンクールや公募展に入選。2007年頃より透明水彩に魅了され、水彩画家として毎年個展を開催し、作品を発表し続けている。現在、よみうりカルチャー、サクラアートサロン東京、クラブツーリズム等講師
角丸つぶら[カドマルツブラ]
物心ついてからずっとスケッチやデッサンに親しみ、中学と高校では美術部部長を務め、現在活躍中のゲームやアニメ関係のクリエーターを育成。自身は東京芸術大学美術学部で映像表現や現代美術全盛の中、油絵を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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