出版社内容情報
原作・清水栄一×下口智裕の人気コミックス『ULTRAMAN』の世界観を拡張する小説「ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE」単行本第2弾。
ガタノゾーア事件の傷跡が残る上海で建設作業員として働く青年「薩摩次郎」。ウルトラマンに憧れる彼と、SEVEN SUITのプロトタイプであり、本来二度と起動する筈がなかったULTRAMAN SUIT「Ver.0」の運命が交差する。
ULTRAMAN SUIT ZERO」と「DARKLOPS ZERO」という2つのSUITを中心に、原作に登場する「SEVEN SUIT」=諸星弾にも焦点を当てた物語。本書では著者・長谷川圭一による約1万字に及ぶ大幅加筆を行い、さらに読み応えある内容に。カバーは原作者による描き下ろしでお届け!
内容説明
SEVEN SUITのプロトタイプ「Ver.0」。それは本来、決して動くはずのないモノだった―。突如自律行動を始めたZERO SUITが向かった先は、ガタノゾーア事件の傷跡が残る爆心地。そこで働く建設作業員の薩摩次郎との出会いが、止まっていたZERO SUITの歯車を動かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
55
漫画『ULTRAMAN』のアナザーストーリー小説版第2弾。第1弾の『TIGA』の続編となります。タイトルは『ZERO』でもちろんZEROが登場するのだけれど、随所に、いや全編に『ウルトラセブン』が色濃くオマージュされている。それがまた上手いところを突いてくるので読んでいてじぃ~んと来るやらニヤニヤするやら。それでも漫画の進次郎や諸星弾、北斗のキャラクターも活かつつ、新たなULTRAMAN ZERO、薩摩次郎を加え『ULTRAMAN』の世界観も表現していてるのは見事と思えます。第3弾の『8U』編も読まねば。2023/11/27
sion
1
ゼロスーツということでウルトラマンゼロ好きの私はソク読み。だけどスーツに宿る意思が別の異星人だった。 セブンの諸星にも焦点があてられており面白かった。2022/07/19