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出版社内容情報
ヒュブリデ西方諸国であがる、新たな火の手!
ヒュブリデ王国の西方にある二つの国家・アグニカ王国とガセル国のあいだで紛争が起きた。できれば静観したいヒュブリデだったが、戦争になれば同盟国のアグニカに肩入れせざるを得ない。しかしそれは、ガセルと同盟するピュリス王国との衝突を意味していた。ヒュブリデの代表として和平に乗り出したヒロトだったが、厄介なことに海外留学中だったヒュブリデの王子レオニダスが帰国し、傍若無人なふるまいを始めて――。異世界成り上がり物語、これより新章開幕!
内容説明
ヒュブリデ王国の西方にある二つの国家・アグニカ王国とガセル国のあいだで紛争が起きた。できれば静観したいヒュブリデだったが、戦争になれば同盟国のアグニカに肩入れせざるを得ない。しかしそれは、ガセルと同盟するピュリス王国との衝突を意味していた。ヒュブリデの代表として和平に乗り出したヒロトだったが、厄介なことに海外留学中だったヒュブリデの王子レオニダスが帰国し、傍若無人なふるまいを始めて―。異世界成り上がり物語、これより新章開幕!
著者等紹介
鏡裕之[カガミヒロユキ]
現代思想大好きな作家。滋賀県立膳所高校を経て、北海道大学文学部英文科卒業。趣味はペーパードリップコーヒーとエロマンガ批評。代表作は『魔女にタッチ!』(HJ文庫)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
王国の西方に位置するそれぞれヒュブリデとピュリスと同盟を結ぶ二つの国で紛争が起きる中、王子であるレオニダスが帰還する今巻。―――新たな火種は嵐と共に、新たな問題はすぐ隣に。 これまで光の当たらなかった王国西方に光を当てると共に、一筋縄ではいかぬ曲者達が新たに登場してくる、新章開幕となる今巻。王国内部の厄介の種により後手に回りながらも一筋の閃きから絶好の着地点を見出す、いつもの面白さがあると共に新たな世界の広がりが心に高揚を齎してくれる巻である。果たして、次の問題とは。 次巻も早く読みたいものである。2019/10/01
那須了
1
またまた分厚い!分厚いうえ、新しい固有名詞も多くて読むのに時間がかかった。どこかの隣国を思わせるような要素(激辛料理とかw)にヒヤッとしつつも、今回もどう考えても詰んでる状況を見事に解決!残り頁数が少ないから次巻にひっぱるのかと思った。現実もメンツを捨てて実を取るクレバーな解決ができたらなぁ... と願ってやまない。でも必ずどこかに自分の思惑を通すことしか考えない奴がいてこじれるんだろうなぁ...。細かいところでは、メティスが武官であることを思い出させる冷徹な戦闘描写があったのが嬉しい。2019/09/28
史
0
外交と誠意。2019/12/17