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出版社内容情報
かくして因果は収束し――復讐の旅路は終局を迎える。
プロキシア帝国城にて、初代皇帝を名乗る男から仇敵ルシウスの行方に関する情報を入手したリオ。ルシウスとの決着の刻を間近に予感しながら、リオは進路をパラディア王国へと向ける。一方その頃、ロダニアの客船からクリスティーナとフローラ――二人の王女が誘拐されていた。彼女たちが強制転移させられた先とは、奇しくもパラディア王国の森の中。幾重にも仕組まれた罠に絡め取られた王女たちの前に現れるのは、救いの手か、それとも無慈悲な刃か……。
内容説明
プロキシア帝国城にて、初代皇帝を名乗る男から仇敵ルシウスの行方に関する情報を入手したリオ。ルシウスとの決着の刻を間近に予感しながら、リオは進路をパラディア王国へと向ける。一方その頃、ロダニアの客船からクリスティーナとフローラ―二人の王女が誘拐されていた。彼女たちが強制転移させられた先とは、奇しくもパラディア王国の森の中。幾重にも仕組まれた罠に絡め取られた王女たちの前に現れるのは、救いの手か、それとも無慈悲な刃か…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
38
ロダニアの客船から二人の王女・クリスティーナとフローラが誘拐され、一方プロキシア帝国の初代皇帝から仇敵ルシウスの行方に関する情報を入手したリオがパラディア王国へと向かう第十四弾。圧倒的なリオと対決する前に着々と罠を張り巡らせてゆくレイスとルシウスの確執。そして再び対峙するリオとルシウスの因縁の決着。そこまでの流れが最終的にこの状況を作り出すための伏線だったと思えば、今回のエピローグもまた次なる展開に向けた布石ということになりそうですね。今回新たに登場した勇者・蓮司の今後の動向も気になるところではあります。2019/07/30
たけら
30
★★★★☆ ルシウスとの決着のためパラディア王国へと向かうリオ。一方、ルシウスの部下たちによってパラディア王国の森の中へ転移させられた王女姉妹は必死に人里へと向かうのだが...〉リオの復讐に決着がついた今巻だが、新たな勇者レンジの登場や、覚醒した勇者、超越者、そしてアイシアとレイスの正体などまだまだ謎が多く、物語はこれからも続いていくと確信。次巻のサブタイが「勇者の狂想曲」ということで、嫌な予感しかしない。まぁ十中八九、坂田君のことですね。もう一回完膚なきまでに叩きのめしましょうリオさん!2019/08/06
オセロ
27
プロキシア帝国の皇帝二ドルからルシウスがパラディア王国に潜んでいることを聞きだしたリオ。遂に復讐が果たせると燃えるリオに対して姑息な策とチート級の不思議な力で対抗するルシウスに苦戦を強いられるも、リオの戦闘スキルは流石ですね。その裏でいろいろな話が動きだしていて続きが楽しみです。2022/11/08
まるぼろ
23
さて今巻はリオの復讐に決着がつけられる巻、そしてベルトラムの王女姉妹にアマカワ卿がリオである事を明確に知らされる巻でもありました。今巻もとても良かったです。まずはクリスティーナとフローラですが、姉としてのクリスティーナの使命感がよく伝わってくる良いエピソードだったなと思いました。フローラも最初こそ頑張っていましたが、こればかりは仕方ないですね。アイシアとルイスの戦闘については、大分ルイスの事について情報が出てきたものの、まだ皆目素性が見えてこないですね…。→2019/08/05
こも 旧柏バカ一代
22
え? 呆気なくね? 11年間溜め込んだ復讐だよ? で、最後は使えない勇者がなんか言ったな。 2019/08/02
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