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出版社内容情報
「勝てないかどうかを決めるのは――僕ですッ!」
内容説明
「決闘に勝利した者がすべて正しい」という理念のもと、八つの種族が闘いを楽しむ決闘都市にやって来た少年ユーリ。師匠譲りの戦闘技術で到着初日に高ランク決闘者に勝利するなど、新人離れした活躍をみせるユーリだが…その血統には誰もが認める最弱の烙印が押されていた!!だが最強を目指すユーリは決して諦めず、仲良くなった獣人族の少女アティナと精霊族の少女フラムの協力を得て、唯一無二の決闘者へと成長していく―!!最弱血統が全ての最強を凌駕する圧倒的バトルファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
20
★★☆ 「決闘に勝利した者が全て正しい」という理念のもと、八つの種族が闘いを楽しむ決闘都市にやってきた少年・ユーリ。師匠譲りの戦闘技術で到着初日に高ランク決闘者に勝利するなど新人離れした活躍を見せるユーリだったが、実は彼は各種族がそれぞれ有している特性を使えない混血の生まれで…ここに最弱と蔑まれる少年が唯一無二の決闘者へと成長していく圧倒的バトルファンタジーが開幕する!ー 読む前から続刊刊行が決定していたためにかなり期待値が高かったものの個人的には可もなく不可もなくといったところか。ライトノベルには→2019/08/24
わたー
15
【試し読み】8つの種族が互いに覇を競い合う決闘都市へ足を踏み入れた少年が、血筋というハンデを負いながらも、最強を目指して闘う物語。主人公が戦闘狂で、いい具合に狂っているため、可愛らしい挿絵とのギャップでゾクゾクした。試し読みまででは、決闘都市の紹介と、彼のバックボーンを説明するまでにとどまっているため、ここからどう盛り上がっていくのか楽しみだ。2019/07/06
真白優樹
10
交わらぬ筈の八つの種族が唯一つの理念の元決闘を楽しむ都市で、八種族全ての血を引く最弱の少年が最強めざし駆けあがる物語。―――弱いなんて誰が決めた、さぁ狂気のままに喰らいつけ。 自傷躊躇いなし、怪我も何のその。そんな誰よりも心が強いどころか強さへの狂気を体現する少年、ユーリ。彼がボロボロになりながらも狂気の笑みで戦う泥臭い物語であり、だけど私達の原初の欲求に業火をくべてくるかのような狂気的な熱さが堪らない、正に熱くて明るい、面白いとしか言いようのない物語である。次の決闘の相手とは。 勿論次巻も楽しみである。2019/07/01
ささきち
8
【試し読み】8種族いる世界だがそれぞれ生存する場所が別れていて種族間の争いが起こらない平和な世界、だけどどこにでも戦いたい強くなりたいというのは一定数いてそういう奴らを集め戦わせるための場所として決闘都市が造られた。戦いを見世物として特殊なフィールドによって対戦相手を殺しても死なない世界で心置きなく戦える世界で最強の決闘者を目指す主人公のユーリだが種族特性という切り札を持たない混血児という欠陥を抱えているがどう下剋上をするのかって物語ですね。今の所才能で戦えているがそれで越えられない壁をどう超えるのかが 2019/07/01
nawade
7
【試し読み】八つの種族が闘いを楽しむ決闘都市にやって来た最弱の血統と言われる人間族の混血の少年がひたすら最強を目指す物語。なろうだとこの手のタイトルは周囲からは最弱とみなされているけど実は最強のパターンだが、この物語では長所がない血統という設定で本当に最弱っぽい。幼い頃から師匠に扱き上げられ、一定以上の強さは得ているようだが、ここから先に進むには血統特性に頼らない他者にない強さが必要という逆境をどう乗り越えていくのか?ひたすら真っ直ぐに突き進んできた少年だが真っ直ぐなだけでここから先に進めるのだろうか?2019/07/07