HJ文庫<br> 常敗将軍、また敗れる〈3〉

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HJ文庫
常敗将軍、また敗れる〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784798619422
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ダーカス一行の次の目的地は後継問題で二勢力に割れるサラマド公国。片勢力の主導者ライミリアは美貌と指導力を併せ持つシャルナの叔母にあたる人物だった。シャルナは尊敬する叔母にダーカスの雇用を勧めるが、条件が折り合わずダーカスは客として残ることになった。しかしダーカスは存在するだけで周囲に影響を与えてしまう。いつの間にか派閥の駆け引きの中心にいたダーカスはある晩、ライミリアの寝室を訪れ、彼女を抱いた。若いシャルナは烈火の如く怒るが、ダーカスにも意図があったのだ…。

著者等紹介

北条新九郎[ホウジョウシンクロウ]
『常敗将軍、また敗れる』にて、第11回HJ文庫大賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

32
後継問題でシャルナの叔母ライミリアが主導するアラストラ派とザルツボルグが介入するネビル派に割れるサラマド公国。傷を癒すために滞在するダーカスが調停役を務めることになる第三弾。今回は直接の戦争ではなく、後継者問題をどう収めるのかという調停役で、心情的に叔母を支持したいシャルナ、両派と交流を重ねてゆきライミリアの心情を見抜いたダーカス、ザルツボルグ側の思惑も絡みあって二転三転する状況で、シャルナやティナの成長も促しつつ、大局的な視点から見事な落としどころを見出すダーカスの手腕が光りました。続巻も期待してます。2019/08/29

まるぼろ

20
さて今巻は政争劇。後継者問題で揺れるサラマド公国にて息子のアラストラを推すシャルナの叔母であるライミリアとマーダックが後ろ盾にいるネビルとの間でダーカスが立ち回るお話です。感想と言えば、やはり今巻もいい負け戦だったな、と。結果から言えばサラマド公国のザルツボルグへの返上と言う形で終わったものの、アラストラの、ネビルの、そしてサラマド人の安寧をマーダックから勝ち取ったと言う意味では、読んでいながらこれ以上ない勝ち戦のように映りました。次巻はまたどんな負け戦が展開されていくのか楽しみです。2020/01/26

のれん

15
今回はしてやられたといった雰囲気。気になる部分はあれど、政敵の奮起を描いて敗北に説得力をこれまで以上に持たせつつ、ダーカスの目的のみを達成させるプロッぷり。構成と演出に上手く乗せられた。 相変わらず文章のテンポはあまり好きではないが、キャラクターの魅力という点においては次々と作れているのではないだろうか、男ばっかな気がするが(笑) しかしここまで戦闘、戦術、戦略、政治全てに精通しているとなると、傭兵ダーカスの追いだちが気になるところ。過去編とか外伝でも良いからやらんものか。2019/09/10

真白優樹

12
後継者問題で国が二つに割れ争う公国を訪ねる中、片勢力の主導者であるシャルナの叔母とダーカスが急接近する今巻。―――戦いとは剣のみに非ず、言葉もまた戦い也。 己の武をぶつけ合う戦争ではなく、言葉の刃をぶつけ合う政争。そんなお互いの正義と利己がぶつかり合ういつもと違う戦場で、ダーカスの幅広い才と人望が光る今巻。 策士の策を罠に嵌めて打ち破り、弟子を戦いの場へ送り出し成長を促す。そんな圧倒的な戦果を挙げながらも理想の敗北へと落とし込む、美しき敗北がまた美しい巻である。次の敗北の戦場とは。 次巻も楽しみである。2019/09/05

みしぇるしゅーまは

9
回を重ねるごとに面白くなる。停戦中の国で行われる謀略を見事阻止する話だが、本当に見事としか言いようがない。弟子の成長を感じる場面が多くあり、ダーカスは何でもできると感じまた。また、ダーカスの出自も気になる。今後どのような展開になるのか期待。2020/08/04

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