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出版社内容情報
天才錬金術師と皇帝陛下の秘密
天才錬金術師『アナーキスト・アルケミスト』ことアルト・ブロイ公爵とその相棒役となった赤毛の美人スパイ・イングリド・エール。2人はある日、ウェストマール皇帝であるジャンに呼び出される。ジャンからの依頼は宗教紛争と関与の疑いがある悪魔の調査だった。純正聖教の推薦だという美形の学生、エイヴリー・ブラウンを調査の一員に加えたが、エイブリーの「悪を感じる」という不思議な力が事態を混迷に陥れる。神と悪魔、そして『賢者の石』と対をなす『愚者の花』の秘密に迫る錬金術アクション
内容説明
天才錬金術師『アナーキスト・アルケミスト』ことアルト・ブロイ公爵とその相棒役となった赤毛の美人スパイ、イングリド・エール。2人はある日、ウェストマール皇帝であるジャンに呼び出される。ジャンからの依頼は宗教紛争と関与の疑いがある悪魔の調査だった。純正聖教の推薦だという美形の学生、エイヴリー・ブラウンを調査の一員に加えたが、エイブリーの「悪を感じる」という不思議な力が事態を混迷に陥れる。神と悪魔、そして『賢者の石』と対をなす『愚者の花』の秘密に迫る錬金術アクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
ジャンから宗教紛争に関与が疑われる悪魔の調査を依頼される中、仲間に加わった不思議な力を持つ学生が事態を混沌に持ち込む今巻。―――悪魔は惨劇を導く中、悪戯好きな仮面は舞台で踊る。 謎の黒幕の思惑が舞台に蠢く中、小粋な道化と堅物なスパイが新たな事件へ挑む今巻。 流転を続け留まらぬ現状、次々と押し寄せる新たな事実と巡るそれぞれの思惑。どこか懐かしさを感じるも格好いいスパイアクションが更に光る巻であり、アルト達の活躍が再び高まる、確実にレベルを上げてくる巻である。さて、次の事件とは。 次巻も須らく期待である。2019/06/04
METHIE
6
一番驚いたのは、「こんな趣味全開の作品は面白いけど続刊は出ないだろう」と思ったが二巻目が出た事である。 今回は映画ネタ多々。2019/06/26
virtuosonk
1
1巻が1話完結形式で色々設定に謎を残したままだったのがこの2巻で説明されます。 ファンタジーでありながらキッチリと現実の様々な情勢を上手に取り込んであってそこも読んでて楽しい。 特に某国……この巻が出たのは2年前だと思いますがかなり今起きてる事と割とリンクしてるのが。 核兵器使うと脅すとことか あとアルトよりある意味ヤバいジャンがとうとう出てきます。 魅力的なキャラクターが本当に多くもっと彼等の話が見たいので3巻でないかなあ2022/05/05
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