ＨＪ文庫 ギャルスレイヤーだけどギャルしかいない世界に来たからギャルサーの王子になることにした

白乃 友【著】

ホビージャパン（2017/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 352p／高さ 15cm
• 商品コード 9784798613970
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

オレは異世界美少女たちの王子になる! 10年に1人の天才作家、衝撃のデビュー作!!オレは異世界美少女たちの王子になる! 10年に1人の天才作家、衝撃のデビュー作!!



伝説的カリスマギャルを姉に持つ奈々倉瑠衣。姉への複雑な思いはいつしか怒りに変わり、漆黒の『ギャルスレイヤー』として渋谷・原宿に降臨するようになる。ある日、願いが通じたのか突然渋谷・原宿が滅亡した・・・・・・。

1台のプリクラ機を残して。ギャルの聖地化した『神のプリクラ』を破壊すべく三号玉の花火を持ち、原宿に立つギャルスレイヤー。

しかし誤って自分に発射してしまい瑠衣は命を落としてしまう。その後転生をした瑠衣が目覚めたのはギャルしかいない異世界「サヴァンギャルド」だった。



白乃友［シロノトモ］

nec?mi［ネコミ］

内容説明

伝説的カリスマギャルを姉に持つ奈々倉瑠衣。姉への複雑な思いはいつしか怒りに変わり、漆黒の『ギャルスレイヤー』として渋谷・原宿に降臨するようになる。ある日、願いが通じたのか突然渋谷・原宿が滅亡した…。１台のプリクラ機を残して。ギャルの聖地化した『神のプリクラ』を破壊すべく三号玉の花火を持ち、原宿に立つギャルスレイヤー。しかし誤って自分に発射してしまい瑠衣は命を落としてしまう。その後転生をした瑠衣が目覚めたのはギャルしかいない異世界「サヴァンギャルド」だった。

著者等紹介

白乃友［シラノトモ］
第三回・ＨＪ文庫大賞読者グランプリにて「ギャルスレイヤーだけどギャルしかいない世界に来たからギャルサーの王子になることにした」で一位を獲得しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サイバーパンツ]

ギャル文字で喋るヒロイン、聖書がケータイ小説、アクセサリーを食べるギャル……。新宿・原宿を壊滅に追いやった衝撃で死亡し、ギャルだらけの異世界に転生した主人公はギャルを憎むギャルスレイヤーで…という、あらすじからして既にHJ文庫奇書枠でもかなりハチャメチャな話だが、メインは姉弟のすれ違い、仲直りとシンプル。張り巡らされた伏線を軽快に回収しながらも、ギャルネタを生かしたギャグと超展開もやってのけており、著者のセンスと技術力の高さに唸らされた。傑作。

2017/11/28

[たこやき]

カリスマギャルだった姉のせいで、ギャル嫌いになった主人公が、ギャルしかいない世界へ転生。そこでギャルたちに囲まれながら……。主人公自体がかなりひねくれた性格。そして、奇妙な異世界の状況。そういうものに振り回されつつも、主人公の姉に対する複雑な感情が解きほぐされていく。粗筋を正確に書いても、ただ荒唐無稽にしか見えない。でも、読んでいる最中は、ちゃんと物語として理解できる。これは、主人公の姉に対するコンプレックスというのがしっかりと描かれているからだろう。変な話ではあるが、ちゃんと納得できるバランスが見事。

2018/01/30

[ユウ]

面白かったです。

2017/03/31

[tenka]

全く合わず。異世界転生モノ。合わなかった理由として文章が読みにくかった事。ストーリーに面白さを感じられなかったこと。魅力的なキャラクターがいなかったこと。だろうか。文章については、読んでいて全く頭に入ってこず読み進めるのがかなり辛かった。ストーリーについても引き込まれる要素が皆無だった。ストーリー的にはシリアスがメインで進むのだが所々に出てくるよくわからないギャグ要素、自分には全く理解できなかった。キャラクターも全体的に薄く感じてしまった。個人評価３。話題作として読むならありだが面白さの保証はできない。

2017/03/21

[さあささん]

姉弟の話です。／姉のせいでギャル嫌いになった主人公がギャルしか存在しない異世界に行くというものです。ギャルとギャルスレイヤーというより、姉弟のすれ違いとそこから発生した感情の話という印象です。姉がギャルだったために、弟がギャルを憎みギャルスレイヤーになったという構図のため、ギャルでなくても物語自体は成立する気がします。ただギャルを絡めた小ネタは面白かったです。ギャル同士の謎バトルやギャルの不可思議な生態、ギャルスレイヤーVSギャルスレイヤーと色んな意味で濃厚な話でした。

2017/03/11