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内容説明
命を落とした若き英雄が転生した異世界では、超大国ドネストル帝国がすべての交易を支配していた。自分を助けてくれた女商人・ニーナが帝国の横暴に苦しめられるのを見た英雄・リョウは前世でモノにした抜群の商才で大金を稼ぎ、型破りな戦才で帝国を圧倒、新たな国づくりを目指す。転生してより強くなった「大英雄」の活躍を描く、異世界成り上がり戦記!
著者等紹介
しやけ遊魚[シヤケユウナ]
『こもれびノート』で第3回ノベルジャパン文庫大賞(現:HJ文庫大賞)奨励賞を受賞し、同作でデビュー(HJ文庫刊行)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
3
帝国が全ての交易を支配する世界に転生した英雄が自らの商才でのし上がっていく物語。―――変えて見せる、この狂った世界を。素材が中々に面白くどこか大航海時代にも似た空気を放つ世界を舞台に交易という戦争の舞台で英雄が自らの知識と剣技を生かして舞い踊り光の速さで前に進んでいく。うん、素材はいいからもう少し速度を緩めた方がもっと読者もついてこれるのではないだろうか。この世界観と戦いの舞台は自分はとても好みであるのでもう少し速度を緩めて頑張ってほしい。この二度目の英雄譚の先はどこに行くのか。 次巻も楽しみである。2016/07/06
J・Kaiyou3426
2
読了。二週目とのことだが、一周目については、全く触れてないというか、物語の根幹の部分になるからか少しくらいは触れてもいいんじゃないだろうか?まぁ、この主人公のモデルは坂本龍馬で、一周目の坂本龍馬としての活躍をどう持ってくるかで面白くなりそうな気はする。2016/10/04
尚侍
2
物語的には面白かったのですが、話の展開が速すぎて個人的にはあまり楽しめませんでした。ラノベという特性上あまり小難しいことを書いても仕方ないのでさくさく進行するというのは有りだと思うし、実際そういう視点で読めば十二分に及第点ではあるものの、さすがにここまで展開が速いと相対的に中身が薄く感じられてしまい、せっかくのいい素材なのにもったいないなという気持ちが強いです。「来た、見た、勝った」でも話の筋はわかりますが、せっかくの物語ですからもう少し腰を据えた展開の方が好みです。2016/07/05
さっきだったとら
1
主人公のモデルは坂本龍馬かな。秘密警察オルラントはさしずめ新選組か。貿易王におれはなるっ!という主人公が島と海を舞台に腐りきった幕府もとい帝国と御用商人を相手に、弱小貿易会社を盛り立てて維新を断行していこうというお話。分かりやすい勧善懲悪なんですいすい読めるのがいいね。転生前の知識で漆や螺鈿細工のような伝統工芸品を特産品にするというのも面白い。2016/07/09
菊地
0
「二週目」という割には記憶喪失ってのは、いまいち噛み合わせが良くない。2016/07/21
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