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内容説明
結婚式の最中に、神帝リーファの““鋼”討伐令”を知った勇斗たち。同盟を組む氏族内にも不安が広がる中、勇斗はクリスにある指令を与える。一方、“剣”の宗主ファグラヴェールは、着々と“鋼”包囲網を構築していき―この難局を大宗主は如何にして乗り切るのか!?新たな戦乱の鼓動が響く、大人気成り上がり異世界召喚戦記11弾!
著者等紹介
鷹山誠一[タカヤマセイイチ]
石川県金沢市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
25
スマホ片手に異世界を無双する話の11冊目。勇斗と≪炎≫の領主信長による対談を描いた話。前半は勇斗ハーレムにリネーア追加とある人物との盃を交わし戦力の強化、後半からは信長との会談と今回は今後へ向けた布石の回といった感じ。今まで勇斗の為に頑張ってきたリネーアの想いが報われるシーンは胸にグッときますね。信長との会談では彼の器のデカさ、強大な存在感を描く事で、いずれ来るであろう≪炎≫との戦いが色々と楽しみになりました。先ずは≪剣≫を始めとした連合軍との戦いになるっぽいけど、どうなるのかな。次巻も楽しみです。2016/07/17
よっち
23
美月との結婚式の最中に、神帝リーファの「鋼討伐令」を知った勇斗たち。同盟を組む氏族内にも不安が広がる中、この難局を乗り切るべく勇斗が動き出す第十一弾。日本史の故事にならって難局を乗り切る辺りは何か苦笑いでしたが、下手したら一人だけ取り残されそうな懸念があったリネーアさんがいろんな意味で奮闘したり、「炎」の宗主はやっぱりあの人だったんだなあとかいろいろ激動の急展開が続きましたけど、全体をうまく整理しながらしっかりと物語を進めていて好感。構図もシンプルになってスッキリしましたし、次巻以降の展開が楽しみですね。2016/06/29
524
11
☆10→ 【還暦の貫録】異世界に飛ばされた主人公が一国の主となる戦記モノファンタジーの11巻。勅令により鋼の周辺国が同盟を組み始める。一方勇人はユグドラシルから脱出するノアの方舟計画を進める。そんな中、炎の宗主、織田信長と面会する機会を得て…。さて、前半ではリネーアとセックスするわけだが(直球)、正直3人目以降はもうページの無駄遣いなんじゃないかな?まだジークルーネとイングリットが残っているけどさ。毎巻、半分をキャラ描写に持っていかれると本編が進まない。【お気に入りキャラ:織田信長】2016/07/05
藤崎
11
前回のフェリシアに引き続き「そしてリネーアさんがついに!?」な11巻目。さらに《炎》の宗主と会談・・・ってかラスボスフラグまで立てて本筋にガッツリ絡んできそうなのですが、メタ的な意味で勝てるんでしょうかこれ・・・ともあれ、《鋼》包囲網の対策を打ちつつ、ハーレムメンバーセレクションが進んで、着々と風呂敷をたたみにかかっている印象。しかしヒロイン多い作品もハーレムな作品も結構ありますが、ちゃんと最後まで関係進んだ上でハーレムしてるのって普通に希少な気が。そして次回は対包囲網戦ということで、どうなるのか期待です2016/07/02
Ency [L-N]
10
神聖アースガルズ帝国神帝の発した《鋼》討伐令と、それを受け結託した周辺諸国の包囲網という苦境の中、《鋼》の大宗主・勇斗が見据える先は…、11巻でした。「《鋼》討伐令」により事態が一気に動き出したカンジで色々あった今巻。ホント色々あった色々…。今巻後半での登場だったというのに《炎》の宗主の存在感はやっぱ半端ない。危うく前半でのリネーアさんの奮起が霞む所だった。勇斗と同じ「宗主」という視点については以前も言及があったリネーアさんだが、しかし今巻の件でかなり重要な役どころに就いたカンジあるなー。2016/07/01