ＨＪ文庫 世界最強は家族と仲良く出稼ぎ中！

空埜 一樹【著】

ホビージャパン（2015/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 281p／高さ 15cm
• 商品コード 9784798611358
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

子どもだらけの大家族を養うため、家族の中でも年長組である少女３人とチームを組み、コツコツと仕事をこなす何でも屋の少年カイト。そんな彼はなんと、世界最強の力を持ち、大陸中からマークされる超重要人物“災減者”でもあった！だが家族以外は基本どうでもいいカイトは、猫探しから焔竜討伐まで、今日も少女たちと楽しく仲良く勤労に励む！

著者等紹介

空埜一樹［ソラノカズキ］
第１回ＮＪ大賞（現ＨＪ文庫大賞）奨励賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真白優樹]

世界最強の力を持つ少年が家族の子供達と一緒に生活していくために頑張る物語。・・・肉体的な意味で最強というジャンルで家族系というのは珍しいのではないだろうか。この物語は家族ものであり、まずは家族の団欒とそれを守るために戦う主人公、そして周りを固める少女達の姿が魅力となっている。人を信じられなかった少年は歩み寄る少女達により氷解し徐々に普通の人間へとなっていく。・・・これ、子供達だけで生きていけるのかとか誰かが傷つけられたらとかのパターンが発生しそうな気がするな。どうなるのか。 次巻も楽しみである。

2015/12/04

[sion]

血縁関係のない家族大好きな最強破壊者の話。どんなに異端であろうと受け入れてくれる人がいるというのは救いだね。家族を傷つけるバカがいたら国や世界ごと滅ぼされそうだ。設定は好きなんだけどちょいと中途半端なんだよね。

2016/03/28

[シュエパイ]

なにがどう世界最強なのか、いまひとつピンと来なかった……。ただ強い人ってくらいの印象しか受けなかったんだけど、タイトルにわざわざ世界最強とかあおりを入れる必要、あった？家族とクエスト稼業で楽しくわさわさするお話しなのでしたよ。ミミ・ネネ・リキの幼少組がいい味してたのです。

2015/12/12

[石束鳳碩]

家族モノとしては非常に好みな作品。一転それ以外の要素に関しては現状普通以上の域をでないので次を読むか迷うところ。タイトルとあらすじだけ見るとほのぼの家族モノかと思いきや、人体改造やらなんやらダークな面もあったりでタイトル詐欺ってわけじゃないけどちょい戸惑った。主人公が人道に反する行いをされ人を信じられなくなったからこその家族の暖かさみたいなのは直球で泣かせにきてる。あらゆるものを滅ぼせる力を持った世界最強の存在に対し、普通に接してくれる家族たちは心から良いなぁ…と感じる。

2015/12/03

[J・Kaiyou3426]

読了。良くも悪くも普通な作品だったかな。『家族』がテーマにあるだけにそこは一貫してよかったと思う。 主人公は簡単に言ってしまえば、改造人間で圧倒的な力を手に入れたが、それを家族を守るために使うというのが良いね。 まだ一巻なので、今後によっては期待してもいい作品。

2015/12/02