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内容説明
数年ぶりにその姿を現した久瀬紅牙による“円卓の騎士団”襲撃事件と、その際に行なわれた全人類への宣戦布告。もはや避けられない最終決戦を前に、司は部下たちにより多くの実戦を積ませるべく、彼らを十二候弟たちの下へと送り出す。そして自らは紅牙との直接対決に必須となる“第七拘束解除”へ向けた修行のため、とある人物を訪ねることに!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晦夢
6
最終巻。ついに紅牙との決戦に挑むべく修行に向かう司。部下たちもそれぞれ特訓に励む。邪神と聖神の立場がまるっきり逆なのがなかなか面白いが、実際に神なんかがいたらこんなものかなとも思ったり。少し駆け足だったが割と綺麗な終幕でよかった。最後にはしっかり選んだしね。真のヒロインはザナフという説はあながち間違いでもなかった。2015/05/06
真白優樹
3
それぞれ修行し、最終決戦に挑む最終巻。・・・最終巻、最終決戦らしく各所で戦闘が起きているが、司の部下達は苦戦しながらも連携で何とかし、副官は善戦、追い込み、義理の親父は敵を歯牙にもかけない・・・うん、心配する必要すらなかったか。そして義兄の裏切りの理由は思いもがけない理由であるがあり得る理由であり、想いは時に世界を滅ぼす・・・ということなのだろう。彼はきっと介錯されたことで最後は幸せだったのだろう。・・・そして最後は相棒との別離、彼女もきっと満足して逝ったのだろう。 そして司が選ぶのは・・・ 2015/05/01
菊地
2
なんか完結した。うん、まあ、なんかなぁ。敵が人類を裏切った理由とかもベッタベタだったし、ラストバトルもそこまで盛り上がるものでもなかった。あえていうなら色恋沙汰を含めて諸々の決着をつけたところは良かったんじゃないですかね。とりあえずお疲れ様でした。2015/05/31
Eternity beginner
2
すっきりとした終わり。とりあえず大体の内容に納まりをつけたけど、その分かなり駆け足。取りあえず説明させなきゃならないので、戦闘の馴れ合い感が少しする。よく推敲されているのか読みやすくはあるので無理やり感は薄い。 やりきろうとしてる感は分かるけどエピローグでの決着は蛇足に感じてしまった。 2015/05/11
からから
1
なまじ力のある人がそういうことすると迷惑って話だな……。うーむ、最終巻にしてはちょっと盛り上がりの足りなかった印象。これはこれでって感じなんだけどね。あと視点がやたらと散漫だった感じ。2015/12/08