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内容説明
城主からついに州長官へと成り上がったヒロトは、ミミアやヴァルキュリアを側近に取り立てようとするが、頭の固い役人の抵抗にひと苦労。いっぽうその頃、国境地帯ではヴァンパイアの女将軍・ゲゼルキアが率いる軍勢が侵入を始めていた。ヴァンパイア軍に対応しようにも、反乱を恐れる中央政府の反対で、軍隊すら動かせないヒロトがとった道とは?
著者等紹介
鏡裕之[カガミヒロユキ]
作家。滋賀県立膳所高校を経て、北海道大学文学部英文科卒業。趣味はペーパードリップコーヒーとエロマンガ批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葛野桂馬@時津風@ハスター
6
4巻までの集大成みたいな感じ。私欲を肥やすためではなく、皆のためにと動いてきた結果がよく出ている。だから結果的に、更なるコネと私欲の塊(巨乳)を手に入れられるんだな。その内国政や外交も平然と行うようになりそう。今後の展開も楽しみ。2015/04/08
Ency [L-N]
6
ヒロトがサラブリアの州長官に正式に就任したのと時を同じくして、隣のオルシア州ではヴァンパイア族の一団の襲撃騒動が起きており…、5巻でした。ヒロトがこれまでに築きあげたモノの成果を改めて目の当たりにしたカンジだった今巻。そしてかつて敵対していた相手だろうとも、ヴァンパイア軍対策の提言を送る所に「仕事はキッチリ務める」的なヒロトの気概を感じますなぁ。モチロン中心はヒロトなんだけども、しかしここまでの群像劇的な話になるとは1巻を読んでいた頃は思ってもいなかったなーと。ただ、出てくる城主が多すぎて誰?となったがw2015/02/26
sibasiba
5
州長官になって今度は中央で政争かと思いきや、隣の州で別のヴァンパイア族から襲撃を受けている問題発生。いつも通りヒロトが凄まじい先読みと機転で問題を解決。痛快痛快。しかしそろそろヒロインたちと一線を越えるべきじゃない? あんなサービスされてんだし。2017/01/05
公路郎
5
巨乳好きの人にはやはりたまらない一冊なのでしょう。が、そうでなくても当然楽しめる。「いいまかす」野ではないところがこの主人公の魅力ですよね。「一つの提案」を膨らませていく。それが楽しくもあり、やられたことに対してしっかりやり返す部分はやり返している部分もあるわけですが(笑) しっかり、すっきりさせてくれました。2015/02/09
Hail2U
5
市長レベルから県知事レベルにまで権限が拡大され、より大きな権力を手に入れるとともに重い責任が圧し掛かってくる。ともなれば自身の行動を改めなければならないはずなのに……口調、直らないよね。為政者なんだからさ、目上や外交相手には敬語使えよ……。このままじゃ王様にもタメ口になりそう。色々と内政面は常識的にアレな部分が多いのでツッコミ所満載だけど、この作品のキモはイチャイチャなのでOKです。ミミアの水着は完全に悩殺しに来てました。6/10点 全員分のカラー水着欲しかったです。エクセリアのエロ水着が見たかった。2015/01/31