HJ文庫<br> ラエティティア覇竜戦記―神王のゲーム

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HJ文庫
ラエティティア覇竜戦記―神王のゲーム

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784798608556
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

戦乱期、天から各国に遣わされ人々を導くとされる伝説の聖人『神王』。ラウルス国の若き女祭司長ラシェルは、隣国の侵攻が迫る中、なぜか自国にだけ神王が姿を見せず途方に暮れていた。そこへ、従者の少女を連れた流れ者が訪れる。トウヤと名乗るその青年は「俺様が神王を演じてやる」と、大胆にも神王の替え玉となることを買って出るのだが…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

31
戦乱期に各国に降臨する「神王」。しかし密かにその神王が失踪する窮地にあったラウルス国の若き女祭司長ラシェルの元に、神王を名乗る青年・トウヤが現れる物語。神王の替え玉となったトウヤはどうにもペテン師じみた言動で、真面目なラシェルとたびたび衝突するわけなんですが、そんなトウヤが追い詰められていたラシェルの素直な感情を引き出し、ラシェルもトウヤのいいところに気づいていく過程の積み重ねがあるからこそ、終盤の盛り上がる展開が活きますね。最後に明らかになる舞台裏、そしてトウヤの決意。月末に発売になる次巻が楽しみです。2015/03/30

まりも

24
ロリヒロイン大好きな作者の新シリーズ。戦記モノではあるけど国同士の争いじゃなくその背後にいる神相手になるのが特徴かな。主人公はペテン師という割には今回はただの力技で切り抜けただけなよう気がしますが今回は舞台見せとキャラ紹介メインだったので仕方がないのかな。主人公の過去も気になるし騙し合いの勝負はこれからといった感じなので次巻に期待してます。2014/08/04

クロウ

17
300ページ越えてから本気だし始めた感がある。前半は300ページ以降への伏線という意味合いが強いので、盛り上がる場面は少ないのが辛いな。しかし、ラストへの運び方は本当にうまい。一気にそれまでの疑問が解決されていくのは気持ちいいね。最後に神々についても少しだけ語られて、今後は神を打倒する、つまり国盗りが目標になっていくのかな。最後の一言、主人公の決意に次回への期待が高まる。2014/08/14

晦夢

16
国をかけた大博打。戦記モノも含まれた頭脳戦的な感じなのかな。ハッタリと博打で神王として国の明暗をかけた戦いをしていく。このタイプの自信家で不敵な主人公は好み。最後に明かされる色々な真実はなかなかに面白かった。ラシェル可愛い。トウヤにからかわれてるラシェルが何とも可愛すぎる。次巻以降どのように他の国そして更に上の存在と渡り合ってくのか楽しみ。2014/08/07

1_k

12
これは純粋に面白かった! まず主人公が俺様でギャンブル狂な設定。あくが強いが、その分無難な主人公よりキャラに魅力が生まれる。そして騙し合い・読み合いをして替え玉になったり、口先三寸で世の中を欺いていく展開……だけでは終わらずに、きっと色々隠し球やひっくり返しがあるんだろうなー、と勘ぐりながら読んだがさすがに全方面から隠し球が飛んでくるもんで全部は読みきれなかった。してやられた。変化球で物珍しいというのもあるが、エンタメとしての楽しませ方が非常に上手かった。2014/08/09

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