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内容説明
天災のように突然発生し、あらゆる物を飲み込む「ダンジョン」に脅かされる世界。ダンジョンに閉じ込められた人々を救い出す精鋭部隊「緋十字」(クルセディア)の新入隊員リオン・ノードスは、召喚能力を持つ美少女隊員のアリシアと圧倒的な魔力でダンジョンの危険に挑む。突破と奪還のダンジョン・レスキュー×ファンタジー、ここに開幕!!
著者等紹介
しやけ遊魚[シヤケユウナ]
第3回ノベルジャパン大賞(現・HJ文庫大賞)にて奨励賞を受賞し、「こもれびノート」(HJ文庫刊)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
8
相変わらず終始良くも悪くもあっさり感。突如出現し人々を呑みこみ、そしてそのまままた虚空へと消える「ダンジョン」に侵される世界で「救助」を目的とする異能者チーム。ダンジョン攻略でなく「人を助ける」ことを至上目的とする為必要な時には逃げもするし隠れもする、それでもそこにいる誰かの命だけは絶対に見捨てたくない。そんなシンプルな、けれど共感できる信念のもとでダンジョンに潜る少年少女。伏線などもありつつメインキャラ達が総じてお人好しで絆を大事にする奴らなんで無駄シリアスは皆無。ただ根本的に作品としての「熱さ」が不足2014/07/13
1_k
6
普通の作品では、冒険者がダンジョンに潜入し攻略する。ソビエトロシアではダンジョンが人を呑み込み世界を侵蝕する! な設定は面白い。キャラやガジェットも悪くない。裏のストーリーというか黒幕的な内容を表現する所は手こずったのか、その見せ方が多少強引なのは気になったが。2014/07/08
晦夢
5
突然現れあらゆる物を飲み込むダンジョンに飲み込まれた人々を助ける緋十字に入ったリオンは、隊員のアリシアと小隊を組むことになる。やりたいことは分からんでもないんだが、キャラたちの目的がはっきりせずフワフワした印象。序盤をも少ししっかりしてリオン、アリシア、ニアが信頼関係を築いていく様子が欲しかった。バトルもいまいち盛り上がりに欠けた。アリシアは割と可愛かった。2014/12/03
シュエパイ
5
街のあちこちに生まれる自動生成ダンジョンと、そこにとらわれた人々に対するレスキュー隊。・・・不思議のダンジョンかぁ(違)エコーロケーションは使えたら楽しいだろうなぁ。2014/08/31
niz001
5
時間制限有のダンジョンからの救出ってのは面白いけども、その設定を十分に見せる前に話が進んでしまう。裏で思惑が絡んだまま次巻へ。ストーン・フリーの戦法は大体使えるな(笑)。2014/06/30