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内容説明
外なる世界から降ってきた隕石により地球は滅亡した。命を失った阿九斗やヒロインたちがたどり着いた世界では、人造人間、そしてけーながいない事を除き阿九斗が魔王と判定される前の世界が再現されていた。そこにあるのは平和で穏当な「魔王」の存在しない世界だった。人の心を侵している「物語」の正体は何か?その真実に迫るシリーズ最終章。
著者等紹介
水城正太郎[ミズキショウタロウ]
現在ライター集団「A‐TEAM」主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
10
誰もが思う事だけど「この表紙は凄い」って思うよね。そして本編の内容もそれ以上に凄い難解だけど。そしてきちんと完結出来て良かったなと思う訳で。2014/04/01
山田
6
何…これ…?内容のほとんどを理解できなかったのは、俺の頭が悪いからですかね?この話がハッピーエンドなのかどうかすらわかりません。何と言うか、あまり好きになれない終わり方でした。25点2014/03/28
2匹のニャンコ世話担当
4
難解だと言われるのは確かです。自分なりに感じた形で言うと、途中流れが捻れたかなと思いきや、時が流れて、けーなところねを迎えに行って、キャスト集合して『救済』を受けて、けーなを“媒体”として別の『次元』へと移っていった。これで見える「物語」が閉幕したけど、今巻で死後の世界が見えているようにされてたが、我々も死なないと別世界が見えないかのように、阿九斗たちはまとめて『次元』をワープしたんでしょうか。でも終結の形を迎えたことは良かった。メンタル的に苦しまれたので、他人事として思えないので尚更でした。2014/04/13
晦夢
2
完結。読者置いてきぼり感。何が何やらよく分からなかったという感じ。まあでもヒロインたちはめちゃんこ可愛かったです。とにかく完結してよかったというところ。最後ヒロシが可愛そうですが…。2014/09/04
鑑真@本の虫
2
最終巻。 前回の結末から、どう収拾をつけるかが注目されたが、概念的終幕に落ち着くとは。 読者をおいてけぼりにしている面が多く、読みづらさは拭えなかったが、できる限り最良の終わり方だったのではないだろうか。 主要キャラはほとんどが登場せず、出てきたとしてもモブとして扱われるので、全体としては地味な印象。 表紙も挿し絵も非常に丹念に描かれており、伊藤さんの努力は筆舌し難い。 理解はできたが、難解で抽象的なので、分かりにくいが、シリーズ字体は好きだった。 お疲れさまです。 余談だが、ヒロシ可哀想すぎる。2014/07/07