ＨＪ文庫 高１ですが異世界で城主はじめました

鏡 裕之【著】

ホビージャパン（2013/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 268p／高さ 15cm
• 商品コード 9784798606729
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

古びた地図がきっかけで異世界に召喚されてしまった高校１年生の清川ヒロトは、傲慢な領主から、城を脅かす吸血鬼の退治を押し付けられてしまう。偶然なかよくなったミイラ族の少女にも助けられて、うまいこと吸血鬼を捕らえたヒロトだが、こんどは領主から濡れ衣を着せられてしまい…？度胸と度量で城主を目指す、異世界召喚ファンタジー！

著者等紹介

鏡裕之［カガミヒロユキ］
ラノベ作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yobata]

中世の地図が描かれていると思われた羊皮紙を広げた高1のヒロトと相一郎は光に吸い込まれ、地図に描かれたヒュブリデ王国ソルム城に。その城主にヴァンパイア退治を命じられるも…。ヒロトの異世界召喚されたのに一切見せない動じなさがパねぇw適応力高すぎだし順応した頭のキレの良さが凄すぎ。ストーリーは割とオーソドックスで無理難題と思われたヴァンパイア退治を難なく,さらに上手こなし、上から邪険に扱われるも上が自爆してヒロトが城主になるという一本道。ミイラ少女のミミアは隠れ美人で通すのかと思ったら包帯取っちゃうんだねw→

2015/08/10

[ノリヤマダ]

異世界に召喚された主人公ヒロトと相棒・相一郎が住民トラブルを解決しつつ城主にまで成り上がる内政系ラノベ。展開は地味ながらもなかなか面白い。主人公は度胸と度量と手持ちアイテム（証拠含む）でトラブルを最適な方法で解決していく、というのが非常に珍しかった。相棒の相一郎も冷静で楽天的なヒロトとは対称な悲観的ながらも直情家という性格なのもいい味を出している。全体的に男サブキャラの活躍が多い分、人外ヒロインの活躍が少ないのがちょっと残念。作者補正＋絵師の力により、おっぱい成分がすごかったのは嬉しい誤算。次回も期待

2013/09/03

[sibasiba]

異世界召喚モノ。作者得意の道化ているが頭のキレる男が主人公。一緒にやって来た友人が単なる嫌味で無能タイプではなく、ちゃんと主人公を認めている親友なのが嬉しい。ヒロイン二人は可愛いなぐらいの印象しかないが、それ以外の登場人物は端役でもキャラ立ちしていて好印象。まだ序盤も序盤だが、面白くなっていきそうだ。サクセスストーリーにありがちな強運による物事好転があるので嫌いな人は嫌いかも。作者の信念上ヒロインは基本巨乳なので注意。

2014/08/24

[心結]

はい、非常に良かったです♪　わたしの好みのストライクゾーンど真ん中でした！　ミイラっていいですよね！　鏡先生の作品は「悪魔をむにゅむにゅ～」を読んだことあるのですが、、結構この本は雰囲気が違うですね。特に胸を強調してそれしか書いてないような（要するにぷちぱら文庫的な）感じであった「悪魔を～」と比べると、こちらはずいぶんとそういう要素が減ってストーリー性重視みたいな感じに。。。　二巻も期待！！　★★【★★★★★★★★★★】

2014/01/15

[葛野桂馬＠時津風＠ハスター]

思っていた以上に面白かった。異世界転生成り上がりもの。でも内政チートじゃなく、可愛い=正義の理屈で突っ走るだけというなんとも変わった作風。一言言えるのは、これはハーレムになるなーということくらいか(笑)続きも楽しみ。

2015/04/06