- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > HJ文庫
内容説明
「あなた、私の仲間にならない?」『ラスボス』という『役割』を与えられた少女、塔ヶ崎夜子は、『脇役』の少年、涼希にそう告げた。涼希の幼なじみの少女で新入生唯一の『主人公』桜神雛に無謀な戦いを挑む夜子に涼希は徐々に魅かれていく。あらゆる事が起こり得る「まるで物語のような学園」で繰り広げられる『超劇的エンターテインメント』登場。ラノベ史上最弱のラスボスと俺の下剋上物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
21
ある意味負けることを運命づけられた「ラスボス」と「脇役」な主人公が一緒に「主人公」のヒロイン倒すのを目指して・・・とここまでだと電撃文庫の某作品にちょい似てる気もするがやはりこの作者だけあって目の付けどころとテーマへの考え方が深い。「最終的に主人公は勝つ」「ラスボスは勝てない」ありふれた、どころかほとんど決まり切っているそんな役割を勝手に割り振られても絶対に受け入れなんかせず、卑怯でも邪道でも「勝つ」為に足掻き、絶対諦めない夜子と涼希の戦う姿勢はだからこそ魂を揺さぶるものがある2013/01/03
shin
17
役割が与えられる学校で、脇役の涼希が幼馴染で主人公の雛とラスボスの夜子の対決に関わるようになるお話。なんというロールプレイ…なシステムはゲーム的。でも生じる感情は後ろ暗い面も含め共感でき、現実的に感じられました。夜子が魅力的で、負ける気しかしないと涼希と同じつっこみをしたくなった辺りから残念かわいさにやられてたなぁと。ただ残念なだけでなく、彼女の勝ちたいという真っ直ぐな思いは、敵わないと諦めてしまう相手に向き合う事を後押ししてくれるようで、読んでる自分の胸にもズシッと来ました。話がどう進むのか楽しみです。2013/01/14
星野流人
14
学校に通う生徒たちに「キャラクター」性を見いだし、そのキャラクターを育てていくことを目的とした学園の物語。脇役のキャラクターを見いだされた語り手の視点で、主人公属性を持つ者や、ラスボス属性を持つ者たちの日常生活を描く。『キャラクター』もののあるあるがふんだんに盛り込まれており、キャラクターを育てる学園という設定だからこその自然なメタネタが放り込まれているのが好印象。私はああいったメタ的な視点での『あるある』をぶっ込んでくる作品が大好きだ。2014/06/07
シュエパイ
14
何の役にも立たない"脇役"と、判り易いまでに負けフラグを立て続け、決して勝てない"ラスボス"。皆にこっけいだと笑われ、それでも勝ちたいと声を振り絞って叫ぶ姿に、少し心を震わされました。それと同じくらい、自分なんか、とはき捨てる彼の言葉にも、共感からくる震えがはしりました・・・いやなほうに。あぁ、でも、あの言葉もそれはそれで本当の気持ちだよなぁ。2013/01/06
KUWAGATA
12
ゆうきりんさんのアレに似てるなあと思っていたら、他にも同様の感想をお持ちの方が結構いらっしゃいます。ただし、勇者とか魔王とかが頻出するラノベ界の現状を逆手にとってみた感は、いかにもこの作者さんならではのもの。微妙にメタっぽいところにいる主人公(涼希)の立ち位置は、物語の登場人物と読者のちょうど中間地点にいるかのような微妙さがあって、でもそれこそがこの作者の味だと感じています。基本はほんわかした日常系っぽくありながら、実は水面下が結構エグいというのもいかにもな感じで、是非とも続きを読んでみたいと思います。2013/01/05
-
- 電子書籍
- デイジーの小さな願い【分冊】 10巻 …




