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内容説明
自分がいつか「王」になると信じて疑わないハイスペックかつ残念な高校生・御門帝人。彼は何気なく挑戦した“リア充チェックシート”の驚愕の結果(=0点)を見て、自らの目指すべきが「リア王」―友だちじゃなく下僕を100人作ったりするらしい―であると悟ってしまう。二人の美少女を巻き込んで、いま帝人の“リア王計画”が発動する。学園王道ハーレム新シリーズ開始。
著者等紹介
若桜拓海[ワカサタクミ]
第4回ノベルジャパン大賞・奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
18
KindleUnlimitedで再読。かなり好きだった学園ラブコメ。真面目にバカやってるのが笑えましたし、色々問題あるヒロイン達も面白かったです。2巻で打切りだったのが本当に残念でした2024/01/15
524
17
☆6 【残念系と見せかけたバカ】リア充を超越する「リア王」を目指す主人公の部活モノギャグコメディ。あらすじは残念系を連想させるが蓋を開けるとバカがバカやってるだけのタイプの作品だった。出落ちくさい設定をギャグにする活かし方がなかなかうまいしキャラクターもいい。例によってバカがバカやってるタイプの作品は人によって当たりハズレの差が激しいので万人にオススメするのは難しいがイラストが気に入ったなら買ってみるのも悪くはないだろう。【お気に入りキャラ:橘深月】2012/10/07
リプトン
14
残念だけどハイスペックで、痛々しいけど、突き抜けた前向きさというか王っぷりがすごい帝人がリア王を目指すというギャクコメでした。主人公のキャラ立ちっぷりもすごいけどヒロイン2人も魅力的でキャラ同士の掛け合いもよかったです。ストーリー展開構成はどうよと思ってしまうところもありますが、気にせず勢いとノリでテンポよく読まされていきます。こういう細かいこと考えず面白く楽しく読める作品も好きですしいいと思います。2013/04/10
晦夢
13
これはぶっ飛んでていいな。こんなにも話しの通じない主人公がいるとはw 自分が奥にあると信じている帝人はリア充の王、リア王を目指す。ヒロインの秘密を握って協力させるみたいな展開になっててすげえ好み。主人公にはそういう意図はないんだが、ヒロインたちの反応的に。なんだかんだしっかり王の器を持っていてスペックも高い。結構いい王になるんじゃないのかな。この咬み合わないラブコメが面白かった。2015/01/06
shin
11
妹が作成したリア充度チェックシートの結果が酷かったため、リア充を超えたリア王を目指す思考を持つ帝人が、美少女2人を臣下登用するお話。会話から伝わるキャラの強さが魅力的でした。2人のヒロインも表向きは完璧だが本性を隠しており、帝人によって本当の自分をこじ開けられていく過程は楽しく読めました。個人的に素の自分を受け入れてくれる人、居場所の大切さを感じられたのが印象的で、そんな世界をどこまで広げていけるのか、普通なら諦めたり痛々しさも覚える野望へ王として突き進もうとする様に思わず期待感を覚えていたお話でした。2012/10/06