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内容説明
国を守護する“魔法騎士団”を易々と蹴散らす巨大な竜。しかしそれは、一人の青年によってあっさりと倒された。あまりに強すぎるその男・タクトの正体は―皆が畏怖する竜を狩り、その肉を美味しく食べてしまう“下町の肉屋”だった!そんな彼に丸め込まれ、肉屋でバイトをさせられることになった劣等騎士の少女・シェッセの運命やいかに!?―。
著者等紹介
内堀優一[ウチボリユウイチ]
ライトノベル作家。1981年5月5日生まれ。「演劇企画ハッピー圏外」の代表、脚本、演出、出演などもやっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
11
大丈夫、お米はどんなおかずにもマッチするんだよ・・・!いかに美味しく竜を狩り食べるか、をテーマにしたちょっと変わったファンタジーでした。誰に話しても笑われて、自分でも半ば厳しいと知っていて、けれど決して諦められない夢のことを、大事に聞いてくれる人がいてくれるのって、いいよね。2013/01/07
タク
10
竜殺しを専門とする“聖竜伐騎士”を目指す落ちこぼれの少女が、とある任を受け、容易く竜を屠る肉屋の青年の下で働くことになり…/そこそこ成熟した強キャラ青年といじられワンコ系ボクっ娘ヒロインの組み合わせ。読んでる間中二人の会話のテンポが何かとデジャヴってたんだけど、『はぐれ勇者の鬼畜美学』だった/挿絵に出てくるドラゴンが怖いってよりフツーに可愛いのは問題じゃね!2012/12/14
1_k
8
この先生、前シリーズもそうだが滅茶苦茶文章や演出がうまい。それなのにメインのストーリーがいまいち、という実にもったいない作風でいらっしゃる。本作も、出発点となるネタの発想はいいのに、視点を女の子にしてしまった点やら、一切意外性のない展開やら、損している部分がたくさんある。もったいない、もったいない。ああもったいない。2012/02/09
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
7
最強戦士は下町のお肉屋さん!? 笑わない科学者シリーズの内堀優一先生による2作目は、凶暴なドラゴンを狩って美味しくいただいちゃう系肉食ファンタジー! 謎多き肉屋・タクトと劣等騎士な少女・シェッセのコンビが実に見てて面白いシリーズで、基本的には王道をいく展開で楽しませてもらいました。
無銘
7
竜を討伐する騎士を目指す少女と、竜を狩る肉屋の青年の物語。シェッセは実に可愛いヒロインだし、シェッセをいじって楽しみつつも必要なときには彼女の背中を押してくれたり颯爽と助けに来てくれるタクトは良いヒーロー。ラストで仄めかされた前世の因縁的なものは正直無駄に壮大なんじゃないかという気がするが、それなりに楽しめたので続きに期待。2012/09/22
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