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内容説明
内戦の続く熱帯の国・ガザッソニカを旅するメイド姿の少女、エリノア=ベイカー。大切なひと、「マーガレットお嬢さま」を探す彼女はあるときはその完璧なメイド術で、またあるときは卓越した闘技で、戦乱に疲れたガザッソニカの人々を知らず知らずのうちに救ってゆく。果たして彼女が再びお嬢さまとめぐり合える日は来るのか―。
著者等紹介
藤原征矢[フジワラセイヤ]
1960年生まれ。サラリーマン生活を経て、1989年「ときめきアフタースクール」(徳間書店)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とみた
3
えっ、エリノアって死んでいたのではなくて実は生きていただと……。ということで手にとったアニメMADLAXのスピンオフ小説。内戦が10年も続いているアジアの国ガザッソニカではぐれてしまったマーガレットお嬢様を探すメイドのエリノア=ベイカーが掃除、料理、戦闘で活躍する小説。さくさく読めて面白かったが、やはりマーガレット=バートンと会うまでのストーリーが読みたいなと思った。2014/09/30
ceeda
3
まさかエリノアに再び会えるとは。死んだと思ってたので。2004年テレビ東京で放送されたアニメMADLAXの二人のヒロインのうち、マーガレットに仕えていたメイドですね。背中に銃痕があるので、アニメ後の話かな。バックアップのスナイパーはリメルダだろうし、SSSも登場。共通の友人は、ヴァネッサだね。それにしても、なんというメイド無双ぶり。強いメイドが好きでMADLAXを知っているならばおすすめします。マーガレットって、最後どうなったんだっけなぁ。今後続くなら、マドラックスも出してね。2011/06/06
ソルト佐藤
2
ヤンマーニことMADLAXというアニメ。そこに登場するけなげなメイド、エリノアさん。そして、彼女の哀しい最後のシーンを覚えているだろうか! しかし、十数年たちにエリノアさん復活、エリノアさん復活である!(烈海王風)どうして、生きていたかは、もう、どうでもいい!王大人ならなんとかしてくれる!エリノアさん復活だけでとても素晴らしい! ……まあ、話としてはあんまり……なんですけれども。ただ、この話アニメが終わって7年後に出て、MADLAXのマの字も書かれていない。どう云った経緯ででたんだろうか?2017/05/07
北白川にゃんこ
2
何故何年も経てスピンオフ。強いメイドさんは確かに強いメイドさんだった。生きてたのか?2015/10/27
F・H
2
エリノア!?殺されたんじゃ? あの格闘メイドが地獄から戻って来たぜ。離れ離れになった仕えるべきお嬢様、マーガレット・バートンとの再会をめざし、内戦の続くガザッソニカで孤独な戦争が始まる…。一応、2004年に放送された「MADLAX」のスピンオフ作品ではあるが未見でもおよそ不都合はないと思われる。主人公が強い。コマンドー的安心感を楽しめた。2013/03/17