内容説明
戦後最大の護送船団=地方自治制度。地方交付税制度は、国の委任事務と財源保障機能を通して自治体を支配する戦後最大の護送船団システムを作り上げた。膨大な資料とデータ解析により、この緻密な制度の全貌と運用の実態を明らかにする。
目次
第1章 研究の目的と前提となる事項の整理
第2章 基準財政需要額算定の時代区分と裁量的運用
第3章 基準財政需要額算定における裁量からルールへの転換
第4章 ルールに基づく基準財政需要額の拡大
第5章 地方支配の構造と地方交付税制度の役割
終章 戦後史の再構築に向けたプロローグ
著者等紹介
大塚勲[オオツカイサオ]
1990年早稲田大学大学院理工学研究科修了。熊本大学大学院非常勤講師。専門は財政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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