内容説明
弾道ミサイルを祖に歩んだ我が国の液体ロケット開発。厳しい開示規制に触れることなく、サターンロケットやスペースシャトルに関する公開文書をもとに機体構造開発手法の全貌が明らかに!H‐2構造主任設計者が明かす機体構造開発手法のすべて!
目次
1章 日本の液体ロケット
2章 ロケットの構造設計の基本
3章 液体ロケット構造の信頼性
4章 機体形態の選定
5章 飛行経路の設計
6章 制御系の設計
7章 荷重全般
8章 地上風による荷重
9章 上空風の特性
10章 大気中飛行時の荷重
11章 振動荷重
著者等紹介
幸節雄二[コウセツユウジ]
1974年名古屋工業大学修了、三菱重工(株)入社、N‐1、N‐2、H‐1、H‐2ロケット等の開発に従事。1991年技術士(航空・宇宙部門)。1999年博士(工学)東京工業大学。2000年宇宙開発事業団(宇宙航空研究開発機構に統合)入社、構造解析技術の研究およびH‐2Aロケット等の設計評価に従事。2006年九州大学教授(航空宇宙工学専攻)。2013年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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