内容説明
現役の学長による大学改革の実践と提言。
目次
第１編 大学政策を問う―歴史の審判に耐えられるか（戦後日本の大学政策と二十一世紀の「大学改革」；独自の道を模索する公立大学）
第２編 大胆な改革で一新する伝統大学、北九州市立大学（独自の戦略で推進する北九州市立大学の改革；教学主導の大学運営システム；教養と専門のバランスを重視した教学改革―学部・学科再編；九州大学での教育組織・研究組織の分離と全学重点化；学生サポート・システムの再編・強化；異文化交流キャンパスの構築；地域貢献―「地域貢献日本一」を誇る大学；地域振興の知的インフラ「北九州学術研究都市」を担う；九州大学伊都キャンパス移転の苦悩；ハイスピードの改革と大きな成果；多くの機関から高い）
著者等紹介
矢田俊文［ヤダトシフミ］
１９４１年新潟県生まれ、東京大学教養学科卒業。同大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。法政大学教授を経て１９８２年九州大学教授。九州大学副学長、経済学研究院長を歴任、２００５年北九州市立大学学長。２００９年公立大学協会会長、大学評価・学位授与機構評議員、２０１０年大学基準協会副会長。そのほか国土審議会委員（１９９８～２００８年）、九州地域戦略会議第二次道州制検討委員会委員長（２００７～０９年）、経済地理学会会長（２０００～０６年）、産業学会会長（２０００～０２年）を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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