内容説明
基礎をしっかり学んで確実に上達できる入門書!
目次
第1章 楽器と楽譜の基礎知識
第2章 右手の基礎トレーニング
第3章 左手の基礎トレーニング
第4章 曲を演奏するために
第5章 左手のポジション移動
第6章 チェロで演奏する名曲
著者等紹介
大澤久[オオサワヒサシ]
名古屋出身。6歳よりスズキメソードにてチェロを始める。私立東海高等学校を経て名古屋工業大学応用化学科へ進学。在学中に管弦楽サークルにて学生トレーナー、学生指揮を務める。その後、東京藝術大学音楽学部器楽科チェロ専攻へ入学し2010年度卒業。同大学のバッハカンタータクラブに所属し、通奏低音奏者としても活躍する。多くの既存の楽曲を様々な編成に編曲、演奏する活動をしており、自らも作曲をし自作自演の演奏会を行っている。現在(2017年)東京都千駄木にて「大澤久チェロ教室」を主宰。都内のアマチュアオーケストラの指導、共演なども積極的に行っている。ゲーム音楽を弦楽合奏や室内管弦楽に編曲し演奏する活動も行っており、主宰団体にオニオン弦楽合奏団、シュデンゲンアンサンブル等などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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りょうちん
5
チェロを購入する予定も習う予定もありませんが、新刊コーナーで誰も手にとっていない様子だったので、借りてみました。そういえば村上春樹氏の小説では、主人公が仕事を引退した後に、森で暮らしながらチェロを習いたいと言っていたと記憶しています。チェロのを弾く姿は背中からやさしくハグをしているように見えるのはぼくだけでしょうか。あの佇まいがなんとも言えません。あらためて納得したことがあります。弾くときには奏でる音を歌うように弾くのだなぁということ。呼吸とからだ全体を使うことが肝心みたいです。またあの音がたまりません。2019/04/14